
【斎藤一人さん】商人の啖呵
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『言いたいことをハッキリ言って生きられる人生』
はい。
皆さ~ん、こんにちわ~。
リクエストに応えてですね、アンコール、まぁオマケですね。
ちょと短いんですけど、聞いてくださ~い。
これはですね、私がよく、サラリーマンの人でもそうです、うちの会社の人にでもそうなんですけれど、全員に言うことがあるんですけど。
一所懸命働きな、って。
お客さん大切にしなさいよ。
それからお金貯めなきゃダメだよ、無駄づかいして、って。
みんな使っちゃダメなんだよ、っていうこと言うんですけれど。
なんで、そういうこと言うかっていうと。
人生で、お金が無いとですね……
嫌なやつってのは滅多でてこないんです。
ただ全然いないわけじゃないですからね。
嫌なやつに頭を下げなきゃならないときがくる。
そういう人生を送ると、非常に嫌な思いしちゃうんですよ。
だから、嫌なやつが来たとき……
たとえばうちなんか、あきんどなんですけど、ほんとにこう大切なお客さんを一所懸命大事にするんだけど、中にはホントに嫌な客も来るんです。
で、その嫌な客に
「おめぇはホントにヤな性格だな」って。
「おめぇみたいな奴にモノぉ売るんだったら、売らねぇほうがマシなんだ」と。
はっきり、こう言える。
人生でそれを言えると、スッとするんですよ、胸が。
このスッとするかしないかで、だいぶ違っちゃうんです。
私も10人の弟子がいて、みんなうちのモノ売って仕事してるんだけど、売り上げのことで私文句をいったことって一回もないんです。
それよりも、たとえば千個売ってようが、一ヶ月に1万個売ろうが、もう、いっつもぶつぶつ文句言ってるとか、額にしわ寄せて口、への字に曲げてるとか。
そう奴にモノ売るな、って。
そういうやつが自分の作ったもの触ってると思うと気分悪いんだ。
ほんとに自分はまるかんが大好きなんだ、と。
そういう人だけが、うちのモノ扱えばいいんです。
それと、人間てのは、ご飯喰えるようになったら、ね、喰えないときはしょうがないし頭を下げることもある何もある。
だけど、早くそういうの脱出して、今日本人もうみんなぶくぶく太るほどメシ喰ってて、嫌なやつになんか頭ぁ下げることなんか絶対ないんです。
それを私は最後に言いたいんです。
そのためには、ホントに無駄使いしない、一所懸命働く、ね、お客さんに対しては笑顔で接する。
何のためこういうことするんですかっていったとき、嫌なやつが来たとき、「おめぇなんかにモノォ売らねぇよ」って、この一言。
この一言がいいたくて、みんな頑張るんだよ。
そしたら、張り紙しててもなんでもそうですよ?
ね?あんまり横暴だった場合、「冗談じゃないよ」って。
こうやって言えなきゃダメなんです。
だから、借金してビル建てた、土地買った、って。
借金すればするほど苦しくなって、言いたいことも言えなくなっちゃうんです。
言いたいことをハッキリ言って生きられる人生。
こうふうにしなきゃいけないの。
で、偏屈とは違うんですよ、ちゃんと前に聞いたでしょ?
笑顔とかそういうことをしてても、前に出てくるんです。
その時ハッキリ言える。
これが出来るか出来ないかで、人生全然違いますからね。
みんな、頑張りましょう。
はい。
では終わりま~す。