さっき、【蓮の花の修行の話】をしたんですね
これがお釈迦様の教えてる『南無妙法蓮華経』っていう……
『南無妙法蓮華経』ってきいたことあるでしょ?
で、『南無妙法蓮華経』のお話なんです。
『南無妙法蓮華経』ってなんですか?っていうと、『南無』っていうのは、なんでも、『南無阿弥陀仏』でもそうなんですけど、『南無』で始まるんですよね。
で、『南無』っていうのは、何ですか?っていうと、『私は信じます』ということなんですよ。
お経って、どんなお経でも『南無』が入ってるんです。
で、キリスト教もそうなんですよ。
あなたは私を信じますか?
なればあなたは助かります。
って、要するに信じてない者は助からない。
あたしを信じろっていってるんじゃないんだよ?
今、『南無』の話をしてるだけですからね。
別にあたしを信じなくてもいいですよ。
何を言いたいんですか?っていうと、『南無』=私は信じます。
ほう『蓮華経』
ね?
蓮の花の教えを、っていうことなんです。
『蓮華経』
ね?
『南無妙法蓮華経』
何を言いたいんですか?っていうと、『蓮華経』の経。
経っていうのは、縦糸っていう意味なんです。
縦糸です。
緯度と、経度。経。
地球儀に書いてあるでしょ?
縦糸と、横糸。
あれの縦糸という意味なんです。
で、なんのこっちゃっていうと、糸に重しをつけると、縦になるでしょ?
垂直になるでしょ?
で、これ、アメリカでやっても。なるんです。
インドでやっても、なるんです。
台湾でやったら、横むいたとか、そういうことないです。
どこでやっても、いくんですよ。
まっすぐになる。
ということは、経というのは世界に通用するという意味なんです。
だから、世界に通用する教えという。
そうそう、法ですね。
要は、世界に通用する教えですよって、いうのが『南無妙法蓮華経』というんですね。
ただ問題はね、お釈迦様は、ひとつもお経を残してないんです。
だから、「私はこう聞きました」っていうところから、始まちゃってる、中の内容は。
お釈迦様が生きてるときに、こういう教えをしてくれましたっていうのが、お釈迦様が死んだ後に編集されたんです。
だから、弟子が聞いたこと、いろんなこと質問されますよね?
今みたく、ビデオがあったり、こういうのあれば直接これが残ったんだけど、そうじゃないから、「私がお釈迦様に質問したときに、こういうお答えをいただきました」っていうのが、お経なんですよ。
で、そのお経というのが、ひとつの、この『南無妙法蓮華経』
どんな人の心も、いったん妬みとか嫉みとか、そういう中から出てきても、やがてそこには、キレイな蓮の花が咲くんだよ。
で、蓮に乗ってるって思ってる人いるでしょ?
本来は、蓮の中から生まれるんです。
要するに、あれは心の奥の奥に、真我というのがあるんです。
誰でも神の心を持ってるんです。
それが出てきて、こうパッと花開いたとき、中には絶対、観音様もお釈迦様もホントはいるんだっていう。
だから、乗って見えるけど、乗ってるんじゃない、中から出てきたと思ったほうが分かりやすい。
乗ってると思ってる人は思って下さい。
ただ、なぜ蓮の花を選んだか?っていうことは、そういうことなんです。
汚いところから、どろどろしたところから出てくるんです。
で、もう一ついいます。
オーラが見える人は、蓮の花と蓮の葉を、こう見たときに、オーラ、でかいんです、他の花よりでかいんです。
わかります?
オーラって、今度、見方教えます。ビデオを通して、出きるか出来ないかわかんないけど、教えりゃほとんどの人は見えます。
だから、蓮の花をこうやって見ると、輝いてる。
輝いて見えるから余計きれいになる。
オーラが見えると、本当の天才は、実はオーラが見える。
だから、花を描くときに、オーラまで描くんです。
だから、生き生きと見える。
素人はこれが、要は天才になれるかなれないかっていうのは、オーラを見れるか見れないかで、違いが出てくる。
だから、写真家もオーラまで撮ろうとするから、ホントのこう、いい写真が出来るんです。
蓮の葉っぱって、朝露がこう、お水が、ころっと、ころころころって溜まっるてんです。
あれ、ちょっと飲んだりするとね、甘露の味がする。
でね、非常にね、蓮ってね、独特なんです。
伊達や酔狂に蓮を選んでるわけじゃない。
妬みとか嫉みとかを、全部過ぎて来るんです。
それで、キレ~な花が、咲くんです。
だから、それがないんじゃないんです。
過ぎてきた。
だからその人たちの気持ちもわかる。
それで、乗り越えて花が咲く。
その蓮を支えて、風にも何も支えてるのは、そこの過ぎて来た、泥なんです。
ぐちゃぐちゃした嫌なものが、その人を支えてるんです。
だから、必要なんです。
ないんじゃない、必要なんだよ。
って、それをみんな過ぎて来るんだ。
だけど、今ここの中で、もがいてる人もいる、苦しんでいる人もいるんです。
でも、やがて顔出して、すーっと伸びて、葉っぱを開かせたり、花をつけたり……
これは、世界の教えなんです。
世界中、どこでも通用するんだよ。
っていうことを、お釈迦様は、残してるんです。
ありがたいなあ、と思って私たちは、それを聞くんです。
『南無妙法蓮華経』って、すごくいいですね?
うん、いいです。
だから、これは、誰かが、一宗教が、使っていい言葉じゃないんです。
全員のものなんです。
地球で、全部の人が、心には永遠のものがあるんだよ、ていうことです。
妬んだりなんかしたとき、かえってね、あのさっきも言ったように、いろんな形でさ、人に優しくしたり愛を与えたり、っていうのが人生の花なんですよ。
「そうだよね、わかるよ」って言ってあげられる人って、人生の花なんです。
またそういう人に会うと、指針が分かるから……
どこ行っていいか、わかんないんです。
ホントは1センチ上がね、空気で、出られて……
蓮はわかるんですよ?
人間って、わからないんですよ、だから、下へ潜っちゃう人もいるし、横ぉ行っちゃう人もいるんですよ。
で、どこへ行ったらいいかわからないから、動けない人もいるんですよ。
ところが、そういう人に、見本になってくれる人が太陽なんです。
だから、あれは、太陽は、太陽が出ると、みんな太陽に向かうよね?
それと同じように、人間には人間の太陽がいるんですよ。
人間としての太陽。
わかる?
そういう人を見ると、ああいうふうになりたいナ。
俺だったらイライラして怒鳴っちゃうのに、なんであの人はね、穏やかなんだろう……
自分があこがれたりするんですよ。
そうすると、やっぱしそこの太陽へ向かって、伸びてく。
だから、少しでもね、花咲かして、人生の……
「そうだよね、わかるよ」とか、「大丈夫だよ、おれ達ついてんだから」っていうようなことをね、教えてあげられたら、みんな周りの人が、そうかと思って、ウキウキ、ウキウキ、こう出てきて、花咲く。
で、自分も、人生の周り中みると、一面、こう花畑のようになる。
そのためには、自分がまず、花咲かして、「ツイてるんだ」「ああ、どっちが楽しいんだよ~」
生き生きする、輝く、オーラが大きくなるんです。
そのオーラを目指して、みんなが集まってくる。
そしたら、自分の周りって、いつも花園だよね?
で、あと1センチかで、いっぱい、実は、出る芽があるんです。
あともうチョットなんです。
ただね、泥沼だからわかんないんです。
見えないんです。
て、いうことです。
どうもありがとうございます。

【斎藤一人さん】自分の周りが花園になるたった一つの方法
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