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いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。/ジュリア・キャメロン【ガイド・目次】

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若い日の夢は、人生の午後に叶うもの。始めるのに遅すぎることはない。
多くの人の人生を変え、30年で400万人が読んだベストセラー『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の[大人編]です。モーニング・ページ、アーティスト・デート、ソロ・ウォーキング、メモワールという4つの手法を通じて自分らしい、創造的な生き方を模索していきます。続編として、熟年期を迎えた人たちをターゲットに書かれていますが、自分を見つめなおし、創造的な人生を再度構築していくすべての人に役だつ本です。
この本を読んであなたも、躊躇していたこと、照れくさくてできなかったことを、始めてみませんか?

創造性の原理
①創造性は自然な生命の秩序であり、生命は純粋な創造的エネルギーだ。
②人間を含め、あらゆる生命には創造的な力が宿っている。
③創造性に心を開くとき、私たちは内なる創造主の創造性に心を開く。
④私たち自身が創造物である。そして私たちは、創造することによって、創造の流れを断ち切らぬよう定められている。
⑤創造性とは神からの贈り物である。創造性を用いるとは神に贈り物をお返しすることだ。
⑥創造的であることを拒むのは、自分勝手であり、私たちの本性にそむく行為だ。
⑦創造性を探求するとき、私たちは人生に秩序をもたらす流れとしての神に心を開く。
⑧創造主への回路を開くと、穏やかだが強力な変化がたくさん起こる。
⑨創造性にいくら心を開いても安全である。
⑩私たちの創造したいという夢や願望は、神聖な源からやってくる。

私たちが夢に向かって進んでいくことは、自分の崇高な側面に向かっていくことを意味する。

ピカソが述べたように、
すべての子供はアーティストとして生まれる。問題は大人になってからもアーティストのままでいられるかどうかだ
情熱、コミットメント、なかでも初心者になる勇気が、必要とされる性質である。それらはこれからでも身につけられる性質だ。

本書は創造性を広めたいと願っている人々のための一二週間のコースである。アーティストであることを宣言している人たちだけのものではない。人生の第二幕に踏み出そうとしている人々──一つの人生を去り、まだ創造されていない別の人生に向かっている人──に向けて書かれたものだ。
一部の人にとっては仕事の世界からのリタイアを意味するかもしれないし、別の人にとっては、子供たちが巣立って行き、家の中が急に寂しくなることを意味するかもしれない。あるいは、突然「シニア」の烙印を押され、創造の精神を取り戻そうとすることを意味するかもしれない。
あなたは毎週、その週の文章を読み、四つの基本的なツール──日々の「モーニング・ページ」、一週間に一回の「アーティスト・デート」、一週間に二回、一人でする「ソロ・ウォーキング」──を用いて課題を行う。
「メモワール」は一二週間、すべての週で行う。そこで自分独自のストーリーを再訪することになるだろう。
一二週間(三カ月)は長いように思われるかもしれないが、あなたの人生の次のステージを充実させる「週に数時間の投資」だと考えていただきたい。

基本 ツール
①モーニング・ページ :毎日、 自分 の ため だけに 朝一 番 に 行う 数 ページ にわたる 意識 の 流れ の ライティング。
②アーティスト・デート:一週間 に 一回、 楽しい こと を 探す ため に する 一人 の 遠足。
③ソロ・ウォーキング:一週間 に 二 回、 犬 や 家族 を 連れ ず、 携帯電話 も 持た ず に 行う 二 〇 分の 単独 ウォーキング。
④メモワール:一週間 に 一回、 記憶 を よびさまし、 過去 の 人生 を 再訪 する 誘導 プロセス。

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目次

イントロダクション
父と私のリタイア
ずっと知らなかった天職が、人生の「第二幕」で開花する
モーニング・ページ
アーティスト・デート
ソロ・ウォーキング
メモワール

第❶週:もう一度「驚き」に火をつける

子供時代の好奇心を取り戻す
初心者になるのに遅すぎることはない
創造性の敵は、内なる検閲官
疑いは失敗より怖い
リタイアしたら何をする?
[今週の課題:自分に親切になる]
[第1週のチェック・イン]

第❷週:もう一度「自由」に火をつける

退職とは独立である
自由になったら何をする?
生活にリズムをもたらす仕組みをつくる
部屋を片付け、心を片付ける
いらない思い出に別れを告げる
退屈さと正面から向き合う
新たなルーティンをつくる
[今週の課題:ルーティンを取り戻す]
[第2週のチェック・イン]

第❸週:もう一度「つながり」に火をつける

付き合いたい仲間を自分で選ぶ
人付き合いのパターンを知る
孤独と孤立は違うもの
古い友人がくれる
新しいひらめき
ボランティアという喜び
サポートし、サポートされる
「手伝ってほしい」と頼む勇気
[今週の課題:数の力を知る]
[第3週のチェック・イン]

第❹週:もう一度「目的意識」に火をつける

創造的なUターン
素人だってクリエイティブになれる
受け継ぐ遺産・受け渡す遺産
人生の目印を見つける
教えることで学べること
六〇代は青二才
[今週の課題:メンターについて考える]
[第4週のチェック・イン]

第❺週:もう一度「正直さ」に火をつける

あなたの真実はどこにある?
なぜ、本音が言えないのか?
大丈夫なふりをやめる
自信喪失という敵
自信喪失の解毒剤
影のアーティストという生き方
無名でもいい、売れなくてもいい
あきらめたきっかけを思い出す
あなたの隣のクレイジーメーカー
もし配偶者がクレイジーメーカーだったら?
[今週の課題:クレイジーメーカーについて考える]
[今週の課題:自分の中の怒りを知る]
[第5週のチェック・イン]

第❻週:もう一度「謙虚さ」に火をつける

謙虚さがあれば失敗できる
エゴを捨てて初心者になる
完璧主義と正しさは、創造性の敵
助けを求めて可能性を広げる
[今週の課題:助けを求める]
[第6週のチェック・イン]

第❼週:もう一度「回復力」に火をつける

人生の「実験と結果」を記録する
神に名前をつけてみるなら?
モーニング・ページとの対話
運動という投資をする
自然の中で創造的になる
シンクロニシティを起こすツール
[今週の課題:自然を発見する]
[第7週のチェック・イン]

第❽週:もう一度「喜び」に火をつける

真の喜びを取り戻す
孫を愛する
喜び気まぐれのパワー
楽しむ練習をする
ユーモアで未来が開ける
ペットが心を満たす
贅沢はコストではない
料理で生まれる、創造の喜び
[今週の課題:贅沢を楽しむ]
[第8週のチェック・イン]

第❾週:もう一度「動き」に火をつける

生産性を再定義する
ガス抜きの日々も必要
自分に賄賂を贈る
忙しいほうが行動できる?
お金にならなくても価値がある行動とは?
ケアする職業をやめると燃え尽きる?
自分をねぎらっていい
小さな一歩が次の一歩をつくる
[今週の課題:次の正しいことをする]
[第9週のチェック・イン]

第❿週:もう一度「活力」に火をつける

あなたの中のイメージの井戸
健全な自分勝手を試す
自分のまわりに境界線を引く
体の衰えとうまく付き合う
ケアする人こそ息抜きが必要
夫・妻とのバランス
あきらめていたことに挑戦する
心の古傷を手当てする
同情で気を引くのをやめる
[今週の課題:痛みをエネルギーにする]
[第10週のチェック・イン]

第11週:もう一度「冒険心」に火をつける

リスクのためのリスク
年を取ったからこそ夢に挑む
新しい人間関係という冒険
旅で自由にたどり着く
新しい目標を設定しつづける
小さな目標で大きな夢が叶う
[今週の課題:小さな目標を設定する]
[第11週のチェック・イン]

第12週:もう一度「信頼感」に火をつける

子供の明るさと老賢者の知恵を持つ
錬金術としてのアート
忘れた夢とは、追いかけてきた運命である
人生は、今日の魔法の積み重ね
一日一日をやり遂げる
亡くなった人にも若い人にもつながれる
[今週の課題:尋ねて聞く]
[第12週のチェック・イン]

エピローグ
訳者あとがき

 

 

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