「老子現代現場訳」 一覧

【老子 第81章(最終章)】信言不美~真理は世俗の常識とは逆のところにある

2019/08/20   -老子現代現場訳

信言は美ならず、美言は信ならず 争わざるの徳をたたえて、老子消極道徳の最後をまとめている。 すべて弁ずるもの、博しとする者などは、自己をあらわし、他と争うものである。 [諸橋轍次] 信言不美~結びのこ ...

【老子 第80章】小国寡民~理想郷は自分の心の中だけにある

2019/08/19   -老子現代現場訳

小国寡民(しょうこくかみん) 老子の理想郷 ------------------------------------------------- 【参考文献:白文/書下文/訳】 ------------ ...

【老子★第79章】和大怨~人に怨まれない生き方

2019/08/18   -老子現代現場訳

大怨を和すれば必ず余怨有り 安んぞ以って善と為すべけんや 是を以って聖人は左契を執りて、而も人を責めず 怨みというものはやっかいなもので、怨まれるときは何をやっても怨まれ、何もしなくても怨まれる。 あ ...

【老子 第78章】天下莫柔弱於水~あほになるより、あほであれ

2019/08/17   -老子現代現場訳

天下に水より柔弱なるは莫し 柔弱の徳 水を例に引いて来て、前半において柔弱の徳を述べ、後半において、柔弱というよりむしろ消極主義を説き、最後にかくの如き考えの誤りならざることを附言している。 [諸橋轍 ...

【老子 第77章】天之道~埋め戻しの法則

2019/08/16   -老子現代現場訳

天の道はそれ猶お弓を張るがごときか 謙徳について述べたものである。謙には二つの意味がある。 有余(ゆうよ)を損じて不足を補うのがその一面であり、自己の賢知をあらわさぬことが、他の一面である。 [諸橋轍 ...

【老子 第76章】人之生也柔弱~撓やかに柔らかに

2019/08/15   -老子現代現場訳

人の生まるるや柔弱、その死するや堅強なり 草木を例にとって、柔弱の貴ぶべきことを述べたものであるが、最後の二句はまた草木の例から強大なるものが低きにおるべきことを説いていて、共に柔弱もしくは謙下徳をた ...

【老子 第75章】民之饑~内なるいのちを大切に

2019/08/14   -老子現代現場訳

民の飢うるは、その上の税を食むことの多きを以って、ここを以って飢う 為政者の生を求める私心を去るべきことを教えている。 [諸橋轍次] 悪い政治とは、民衆が貧困な生活あえいで、もう死んだほうがましだと思 ...

【老子 第74章】民不畏死~死生は自然のままにまかせよ

2019/08/07   -老子現代現場訳

民、死を畏れざれば、奈何ぞ死を以ってこれを懼れしめん 民の生殺を司る政治家は、何をおいても天意を奉ずべきことを述べ、而して無為が天意なりとの元来の主張から、みやみに意を用いて治を為すことは失敗の本であ ...

【老子 第73章】勇於敢則殺~人の裁きより天の裁き

2019/08/06   -老子現代現場訳

敢えてするに勇なれば則ち殺され、敢えてせざるに勇なれば則ち活かさる。 天道が積極的な事を何もなさずして、しかももらすところなく何事をもなしておることを述べている。 [諸橋轍次] ある正直商人(あきんど ...

【老子 第72章】民不畏威~驕慢な心を棄てよ

2019/08/05   -老子現代現場訳

民、威を畏れざれば、則ち大威至る 調子に乗って思い上がっているといつか痛い思いをする。 狎れを棄て命に安んじ分に安んずることを知るべきである。 ---------------------------- ...

【老子 第71章】知不知上~謙下の態度

2019/08/04   -老子現代現場訳

知りて知らずとするは上、知らずして知るとするは病なり 知らないことは知らないといえるひとは正直な人だから、他人にも自分にも正直な人である。 それより上を行く人は、たとい自分の専門分野で既知のものであっ ...

【老子 第70章】吾言甚易知~老子も愚痴る(グッチ裕三編)

2019/08/03   -老子現代現場訳

わが言は甚だ知り易く ボロは着てても心の錦、どんな花よりきれいだぜ♪ 褐を被て玉を懐く。(かつをきてたまをいだく) 錦のココロで襤褸(ぼろ)を着る。 己の賢知をあらわさぬ謙徳をたたえる。 老子も愚痴る ...

【老子 第69章】用兵有言~守勢の兵法

2019/08/02   -老子現代現場訳

兵を用うるに言えること有り 三宝の中、特に慈の道が戦いにおいてもまた重大な役割をなすものであることを述べている。 [諸橋轍次] 相手から仕掛けられ、已むを得ず受けて立つ自衛のため戦い。 兵法においても ...

【老子 第68章】善爲士者不武~不争の兵法

2019/08/01   -老子現代現場訳

善く士たる者は武ならず 不争の兵法 三宝の中、特に不争の徳をたたえたもので、これを以て王者の徳としている。 [諸橋轍次] 孫子は云う、 百戰百勝、非善之善者也、不戰而屈人之兵、善之善者也。 百戦百勝は ...

【老子 第67章】天下皆謂~三宝の徳

2019/07/31   -老子現代現場訳

天下皆我れを大なるも不肖に似たりと謂う あたしの話を聞いたシトはね、みんなきつねにつままれたような面相して言うんだよ。 「ご隠居、えれえでけえハナシなんですがね、あっしにゃあなんだか雲をつかむようなハ ...

【老子 第66章】江海所以能爲百谷王者~へりくだって世を見れば

2019/07/30   -老子現代現場訳

江海の能く百谷の王たる所以の者は、その善くこれに下るを以って、故に能く百谷の王たり 『こんな国に誰がした』というお決まりのフレーズがある。 では、個人の視点から国を見るのではなく、国の視点にたって個人 ...

【老子 第65章】故之善爲道者~健康ヲタクをやめると健康になる法則

2019/07/29   -老子現代現場訳

古えの善く道を為す者は、以って民を明らかにするに非ず たとえば健康。 その昔健康食品ヲタクだったこんな私は『ネットワークビジネスという名のねずみ講』に煽られていくつもの健康食品を買う羽目になった。 ス ...

【老子 第64章】其安易持~単純に考える

2019/07/28   -老子現代現場訳

その安きは持し易く、その未だ兆さざるは謀り易し 事の初めにおいて慎むことが、終わりを全くする捷径であり、便道であることを述べている。 [諸橋轍次] たとえば、上手く行っている(カネも余裕もある)人が友 ...

【老子 第63章】爲無爲~傷だらけの人生から失敗のない人生へ

2019/07/27   -老子現代現場訳

無為を為し、無事を事とし、無味を味わう。 無為といっても、なあんにもしないでうすらばかのようにしているということではないんだ。 ことさらなことをしない、わざとらしいことをしない。 やることやったらそれ ...

【老子 第62章】道者萬物之奥~偽善者もタオに繋がっている

2019/07/26   -老子現代現場訳

道なる者は万物の奥なり 道が天下の至宝であって、善人も不善人も、共にこの道を大切にすべきものなることを述べている。 [諸橋轍次] いいことをすれば善人となるが、何もしなくても善人づらはできる。少なくと ...

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