悪い意味の「厄年」なんてないんです。
ずっと生きて来て、「人さまのお役に立ったかどうか」を神様に試される年なんです。
人さまの役に立つことを、こつこつとやって来た人は、何倍にも『飛躍』する年なんです。
時々、厄年のこと聞かれるんで、厄年の話するんですけど。
神様の究極的な願いっていうのは、自分の周りにいる人に、笑顔だとか優しい声で話しなさい、これだけなんです。
これをやってる人は、厄年が来ると、急に飛躍しちゃうんです。
ぽーんとよくなっちゃう。
やってない人に、おまえやってなくてダメじゃないか、ってこういうのが来るんです。
だから、厄年なんてのは、日頃、人に対して悪いこともしてないと、いつも笑顔ですよと、言ってる人に厄年なんてないんです。
それは飛躍の年なんです。
で、神様にこういうんです。
いつもニコニコしてんだから、神様お願いしますよ!
ガッチリ頼みますよ!厄年なんだか。
バーンと行かしてくださいよ!
……って、言える人間じゃないとダメなんです。
御祓いに行くようじゃダメなんです。
しっかりお願いしますよ!
と、神様に対等に話が出来る人。
これにならないとダメですよ。
だから、厄年なんて怖いことでもなんでもないですよ。
なんでも怖がる人がいるんです。
大社長……
あ、私、大社長っていうのあだ名ですからね。
あの、社長たち社長社長っていうとみんな返事しちゃうんで、はなゑ社長とか、みっちゃん先生とか、こういう呼び方なんです。
それで大社長っていうのは、おじいさんみたいなの、それがあだ名なってるんです。
前はね、殿、って呼ばれてたの。
その前は、ボクちゃんって呼ばれてた(笑)
あだ名聞くと、いつごろのかわかる。
お父ちゃんっていう人もいる、お父ちゃんていうとあっちの知り合いだなととかね。
呼ばれ方で変わります。
だから、なんて呼んでくれても構いません。
最近、ひとりさんて言う人が多くなってきた。
ひとりさんて、面白い名前でしょう?
うちね、9人兄弟なの。
9人、よくつくったでしょう?
私、一番下だったの。
そしたら、これ以上生まれると、戦後のことで喰ってけないから、最後の一人にして下さい、って一人さん。
訳聞くとね、がっかりしちゃうけど、神秘性がないでしょうそこに。
一応、今カリスマが流行ってる。私カリスマ中学出つってね、日本で一人しかいないの。
※変な人が書いた驚くほどツイてる話より/厄年の話(最初で最後の講演会?)