第一話:オオカミ少年と聞いてもらいたいだけのおんな
そんなに話を聞いてもらいたいのなら先に言えよ!!とおとこどもは息巻きます。
が、おんなどもはそんなおとこの理屈にゃ聞く耳を持ちません。なぜなら”あたしの話を聞いてもらいたいだけ”なんだから。
じゃあ、おんながしゃべるまえに”ねえあたしのはなしきいてくれる?”と言ったらおとこはだまって聞いてくれるのか、というとそうとは限らない。話の途中で黙っていられなくなるのがオチだ。
まあ中にはカウンセリングを気取って傾聴など始めるやさしいおとこもいるだろうが、傾聴することに意味があるのだろうか?わんちゃんのようにご主人さまの小言をだまって聞いているのとはわけが違うのだ。
はなしを聞いてくれなくてイライラするおんな。
ぐだぐだぐだぐだどうでもいいことをしゃべりつづけるおんなにイライラするおとこ。
この両者に、いつかイライラがニコニコに変わる日が訪れるのだろうか?
この問題を解決する方法はあるのだろうか?
解決策がわかったとして両者のイライラがニコニコに変わるのだろうか?
こんな身近な問題を解決できずして世界平和は永遠に訪れない!
Q.あなたは、誰かに話を聞いてほしいと感じる瞬間がありますか?
はい(77.6%)
いいえ(22.4%)
※有効回答数397件・「仕事に行き詰まったとき。アドバイスではなく、なんとなく愚痴を言って共感してほしい」(27歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
・「仕事で嫌なことがあったとき、同僚に聞いてほしい」(29歳/医療・福祉/専門職)
・「すっごくイライラすることがあったときに聞いてほしい 」(30歳/その他/事務系専門職)
・「イライラしていて、やるせないときに言いたくなる」(24歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)