
【斎藤一人さん】誰からも好かれて上品に生きる
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えーっと、ではね、自分ではいい話だと思ってますけどね、聞いた人が解釈して下さいね。
【最低でも】っていう話なんですけど。
【最低でも】人に迷惑かけたくない……
【最低でも】人に傷つくようなこと言っちゃいけない……
ね、わかりますか?
この言葉が、いけないんです。
なぜかっていうと、人を【最低でも】傷つけたくない、っても、この人の話すと、この人傷つかないかもしれないけど、こっちが傷つく場合があるんです。
最低でもね、人が気分悪くなるようなこと言っちゃいけないよ、っつうと、こっちの人は気分悪くなくても、こっちの人気分悪くなる。
そうするとどうなるかっていうと、親の方が、あんた黙ってなさい黙ってなさいっていう。
なんか言う、そのうち自分は人を傷つけたくないのに、普通に言ったことが傷ついたなんていわれると怖くてしゃべれなくなっちゃうんですよ。
いいですか?
最低でも、誰からでも好かれる。
最低でも、会った人が全員俺のこと好きになっちゃう。
なんでかっていうと、これが一番簡単なの。
だって、誰からも好かれる方法って、笑顔でいるか優しい話するしかとかないんだよね?
お店行ったら、おいしかったよとか、持ってきてくれた人にありがとうっていうだけなの。
あの人ありがとうつったから大っきらいとかそういうこと絶対ないの。
ご馳走さまでしたって言ったら気分悪いってことないよ。
だから、ピラミッドでも下に行けばいくほど、石の数多いからどれとったらいいかわかんなくなっちゃうの。
上に行けばいくほど、ピラミッドの上なんか1コしか石がないんだよ。
だから、最低でも誰からでも好かれるんだ、つったら、やることは1個んなっちゃうの。
だから、子供に教えるとき、あんた最低でも誰からでも好かれる人間なんなさいよっていったら、笑顔でいるとか、人を貶すんじゃなくて、いいとこ誉めるとか、それしかないんだから、楽に決まってるんだよ。
それを、いろいろやるからダメなの。
じゃ、最高ってなんですかっていったら、最低でも誰からでも好かれるとしたら、最高ってなんだと思う?って。
俺に会っただけで悟りを開いた。
そんなことは出来ないんだけど、お釈迦様はそうだったんだよ。
お釈迦様は、あの人に会っただけで悟り開いちゃって、寝てる姿を拝んでる人がいるんだから。
だからあすこまではいけないけど、最低でも誰からでも好かれるようになんな。
そしたら、すごい楽だよ。
人生、すごい楽だよ。
笑顔も、その笑顔はみんなに好かれるかい?
その話は、みんなに好かれるかい?
みんなが誰でも惚れ惚れするのってどんなこと?って、それだけ考えるの。
そうするとすごい絞り込まれてくる。
ね?だから、すっごくいいの。
そろそろね、自分でも、上品で生きなきゃいけない、お釈迦さまのような上品さを出すのに、これから何十年とかかるんだな。
それの第一歩で、今までは間違って人を傷つけるようなことをいってきて、だんだん言わなくなってきて、これからいくらか、上品な話が出来るようにって。
でもね、難しいの。
難しいけど、やり続けていかなきゃいけないかな?って。
で、それをそろそろやる時期なの。
だから同じ表現するんでも、上品な表現の仕方ってんのがなんだろ。
今まではストレートに、どうしたら通じるかだけ考えてたの。
でもこれからはそうじゃなくて、上品に相手に通じる方法って何だろって考えると、難しいの言葉って。
でも、もうそろそろ始めないといけない…なんかわかるの。
もうこれ始めないと、ジェット気流から落っこちちゃうの。
そういう時期ってあんの。
だから、少しずつ少しずつわかりやすくね。
えー今度ね、何十年かぶりにクラス会があるの。
クラス会、中学校の。
そいで、その時に、紳士のふりしよ、っての。
そいで、上品なふりしようと思って…
それでスーツなんか出して、車も出して今度行くんだけど、
その時に一番元に戻ってんの、同級生の中で…
「斎藤!」とか言われたら、新井見たいのに「斎藤!」とか言って、
「おう!」とか言っちゃうと昔に戻っちゃうから、最初が肝心だなと思って今からトレーニングしてんだよ。
なんかね、だんだんだんだんね、自分がね、嫌でもそういうことするような、もう逃げられないぞみたいなのがあるの。
その時に逃げると苦しくなっちゃうの。
だからもうそろそろこれは逃げられないから、えー上品に、紳士でいかなきゃいけないなって。
どこでも修行は…修行はあるんですよ。
修行ってね、自分は笑顔で最高の商人なんだったらそれに見えるように、
要するに自分が思うんじゃないの。
思うってあんた何を思ってもいいけど、見えなきゃダメなんだよっていう。
だから俺って毎日楽しいの、お芝居してるみたいなの。
結構笑えるの、笑っちゃうなとか、これ笑っちゃまずいよなとか。
久しぶりにロールスロイス出してきて、誰か白い手袋で運転手なんか…
いろいろね…
で、電話でもうこれ以上持たないなと思ったら合図して、
「あ、社長お時間です」(爆笑)
で、それやんなきゃだめだなとかね。
だからね、仕事は一緒なの。
だからその間にね、自分はこう魂的に何をやるべきなのかとか考える。
だからみんなね、やっぱし企てて実行する。
それが起業家だから、やっぱり自分はね、どういう商人なのか…
で、自分はどういう人なのかってまず考えて、自分で頭の中で企てて、それを実行すると。
人が見えたら○なの、自分が思ってても×なの。
だから自分の笑顔は、素晴らしいんですってったって、
傍から見たって素晴らしくなかったら×なの。
その変わり、自分が腹立っててもいいの、笑顔に見えれば。
相当難しいよ。
そうなってくると、心から笑顔の方が楽じゃない。
だから心から感謝して、心から笑顔の方がいいし、そうすっとその笑顔にまた人が会いたくなってやってきちゃうの。
ね?でね、こういうこと考えてると楽しいから。楽しい人には必ず人が集まってくるの。
で、だって自分を向上させるって楽しいの。
で、今ね俺、人の喜ぶこと考えるの大好きなの。
だから今度つつじのこういうの作ろ、とか。
この前ね、飲みに行ったらねハワイアン教わったの。
で、月が輝く南…なんとか、星があって星はこうですよって風水みたい…
ここはどこ?ってなる、俺聞きながら…
風はこうですよって俺、こうやってたのね。
で、こうやってみながらね、今度その人来た時ビデオでね撮ってくるから。
これ覚えればいいんだ。
なんでかって言うと、それ面白いから全員ができたら、
じゃあここでやる?ってやればいいじゃない。
それで、お客さん来たら教えてあげればいいんだもん。
だって運動不足の人に教えて……楽しいとかっていっぱいあるんだよね。
で、楽しいネタをどのぐらい持ってるかが楽しいかなんだよね。
そいで、心の狭い人ってのは自分のために楽しむの。
ここの広い人は人のために、なんか、「これやったらみんな喜ぶな」とかって、
みんな、みんなのためって考えるとみんなが助けてくれる。
一番嫌われるのって、自分のことしか考えないで自分のためになにかやると、嫌われる。
ね?だから「あ、俺男だからんな踊りやりたくねぇよ」とかって言っちゃうと、
面白くもなんともねんだよ。
だからこれ覚えてきて、みんなでやろうよってみんなでやったりすると、結構体動かすって面白いんだよね。
で、そんなこれだったら誰にでもできるなって思ったら、
すぐ、これ覚えてみんなに教えてあげたらいいな、お客さんに教えてあげたらいいなって、
あそこのお店行くと面白い踊り踊ってるよとか。
だって面白ければいいんだもん、面白いこと探してんだもん。
で、俺いつもなんでいつも畑とか田んぼを見てんですかって、一人でいると面白くてしょうがないの。
いつも面白いこと考えてるから、面白くて面白くてしょうがないの。
だから、もうね、自分がね…自分より面白い人見たことない。
ほんとに面白いの。
いや、面白いことばっかり考えてっと面白いから、
「あ、映画作っても面白いな、何作っても面白いな」
で、この前ねこの、プロデュースしてやったらね、才能がないっつってことがわかって…
そうそう、CD一枚作るのって大変なの。
でね、やめたの。
これ一枚でね、やめたの。
一回は面白かったの。で、二回はやだなって。
一回は面白いけど、二回はやだなっていう感じ。
だからこれ一枚だけ作って、あとはもう…なんつの苦手だね。
それから、あのね鳥居作ったの。
あそこでしょ?山形。
山形ね。
でね、あの一つの県に一個でも観音様でも建てようかなって思ったの。
じゃないと北海道だって行けない人もいるから、一つの県に一個づつ観音様でも建てれば、みんなが行きやすいかなと思ったの。
そしたら、山形行ったらね「斎藤さん」って呼んでっから「何?」って言ったらね、
嵐で鳥居が倒れちゃったから建ててやったよって。
で、こういうアイディアでこういう風にして建てたら、お客さんいっぱい来るかなって話してたのに、全然通じないの。
また、よく考えたら通じるくらいだったらあんな山ん中いられねえなと思って。
でね、金出したうえにすっごい大変なの。
と、これダメだなみたいになって、結局は今の俺の修行は『上品に生きる』
だから、楽しくてわくわくして、人のためになって上品である。
で、これが死ぬまでのテーマだから。
二、三日前に始めたばっかりだから、うまくいかないんだけど、少しずつ少しずつね、変えてって。
で、もし一年後に会うんだとしたら「あ、大社長上品になりましたね」って言われた方が…
ね、あの生きていきたいな。
それから、ジェット気流の話もね、もうちょっとみんながわかるような話し方とかね。
なんか、ただそういうもんがあるんだっていうことね。
それと、みんなも良いこと企てたって良いんだからねって。
ね、悪いこと企ててんじゃない。
ちゃんと企ててお金儲けも企てて、お客さんが来たら喜ぶこと企てて、
もう一回行きたくなっちゃうこと企てて、友達連れてくること企てて、
嬉し泣き買ってくれること企ててね、嬉し泣き買ったらついついピーリング買っちゃうこと企てて…ね?
だって、よそのもん使ってるんだもん。
だってこんな良いもんあるんだから、良いもの勧めて何が悪いんだろ?って。
それが相手が買ってくれるようなことをほんとに企てて、
その次には、ほんとにこう大社長みたくのべつぶらぶらしてるの嫌だって人多いだろうから、
それでもね旅行を月に一回ぐらい行けるようにちゃんと企ててさ、
ね、みんなで旅行でも行こうよって。
えー下北半島のね仏ヶ浦ってとこ行くとね、こう岩の上乗って波がぱーんとくるのね。
この宇宙はね、大宇宙靈ってのが注いでるの。
で、この宇宙エネルギーが、だーっと注いでてこの宇宙エネルギーが固まって物質になるの。
だからこういうの、全部宇宙エネルギーの塊なの。
で、その宇宙エネルギーがばーっと注がれると、気持ちがいいの。
で、どってことないんだよ、ただ気持ちいだけの話。
あー気持ちいいなぁなんて思ってね、波がばーっとくるのね。
そこにこういるとね、波はかからないよ?
だけど、洗濯機じゃないけどふわーっと音がするとね、体の中がふわーっと綺麗になる、気がするだけだよ。
で、波の音聞きながらね、もうそこにね、いるとすごい気持ちがいいの。
で、そういうところがね、いっぱいあるの。
これからね、心の時代だからさ。
あの、「大社長洋服いっぱい持ってる?」って言うとね、
俺あのー「いっぱい持ってる」って言うの。
見たことないってみんな言うんだけど、俺洋服いっぱい持ってるんです。
なんでですかっていうと、あの洋服買わなかったらお金持ってるから、
一応どこの洋服屋のでもお金出すと買えるんですよ。
ということは、俺のクローゼットですから。
全部あれクローゼットですから、私のだよ。
好きな時に置いといて持ってこれるんです。
あとあの、俺日本中行くでしょ?
千葉なんか毎日行ったから、あれ私の庭ですからね。
海とか山とか全部ついてますからね。
もう高速道路あれ私のもんですからね。
だから心ってね。ちょっとあれするとね、すっごく広くなっちゃうの。
だからそういうつもりでいって、これからは心の時代だから心が満足すればいいの。
だから何でもかんでも昔みたいに、手に入れなかったらあの、気が済まないんじゃなくて、見て済むもんは見て済ませるの。
ほんとに必要なものだけ買う時代で、なんでも買えるんだってのが幸せなの。
そいで、今日はアジの開きで御御御付で御新香ですよ。
簡単な食事ですね、「大社長簡単な食事ですね」ってっつの。
簡単な食事じゃないです。
アジ捕まえるのって大変なの。
朝早くから起きて沖まで行って捕まえて、開きにして干して、
築地まできてそれを魚屋がきてやっと食ってんだよ。
だから世の中に簡単なものなんかないの。
それが凄いことだってわかると、すごい食事をしてるの。自分では。
それが気がつかない人が簡単なもの食ってますねって言うけど、
この、こんにゃくだってこんにゃく玉からこんにゃく…三年かかるんだよ、こんにゃくこれ。
こんなこんにゃく玉取るのに三年かかんだよ、それを擂って…ね?
このこんにゃくになるまで大変なの。
それを簡単なもので済ましてるって、簡単なものなんか世の中で一個もないの。
で、そういう感性がないと100万本のバラ見たとき凄いと思うけど、
感性が磨かれるとたんぽぽ見ても凄いとか…ね、きゅうり草見ても凄いとかって思うの。
こんなちっちゃいとこでこんな花咲くんだ、って。
そうすっと何食ったって凄いの。
で、凄いものに…この鶏だってすごいんだよ、これ。
で、これすごくないってったら、殺された鶏は納得できないでしょ。
だって生きてるものしか食えないんだよ。
全部生きてるもの食ってんのに、いちいち文句言っちゃいけないんだよ、って。
「これおいしいね、これおいしいね」って「すごいね、すごいね」って食べると、
凄い物に囲まれてるから凄い人生なんだよ。
(了)