承認欲求が低いぼくちゃんの自己肯定感が高すぎる脳内妄想

覚悟はよろしいかな?

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承認欲求が低いぼくちゃんの自己肯定感が高すぎる脳内妄想シリーズ

穴掘るときもコンクリかっぱぐときも飯場でメシ喰ってるときも…いつも何か考えごとをしている建設現場作業員の脳内妄想日記。

社員に覚悟を求める経営者の巻

「親方、ツイッターで、こんなん見かけました」

”言い切る事には勇気が要る。言い切った以上、その内容に違わぬ努力をする必要があるし、またどのような反証に対しても逃げずに向き合うべきだ。
それが出来ないなら、言い切るべきではない。
いくらでも言い逃れができるような『言い切るフリ』をするのは不誠実の極みである。”

Res:
”激しく同意します。それは、つまりは『覚悟』の問題だと僕は思っています。
たとえば、弊社にも過去『覚悟なき提案』や『覚悟なき要望』をあげてくるスタッフが多くいました。
そういう類のものは、有無を言わさず!全部棄却してきました。
『覚悟』がないから、僕のダメ出しに対して反証もできない。
『覚悟なき提案』『覚悟なき要望』こういうのは本当に駄目!”

「親方、このTwitterにすごい腹が立ったんです。
この人達の言ってることに僕、同意したくないです。
社長が社員に上司が部下に覚悟を求める?ってなんか、違う気がします。
松下幸之助さんだったら、『ほな、やってみなはれや~』って言いそうです。
この人達、自分たちはスペシャル・特別・オンリーワン・自分たちカッコいい~って思っているように見えます。
親方、どう思います?」

「清助さあ、あんまし腹立てないほうがいいぜ。健康に悪いし、酒もまずくなるからよぉ。工事現場の標語にあるだろ?『健康第一・安全第ニ』ってな!
グゎハハハハハハ!……はぁ~あ。

あう!若き経営者諸君のTwitterだったな。この人達は、自分の言葉に覚悟を持ってるって自負してるからこそだ、部下に対してあるいは目下の者に対して、覚悟を求める権利がある、って思ってるんじゃねぇのかな?

清助が、汗水たらして働いてくれてる工事現場だってほれ、いつ何が起るかわかんねぇだろ?クレーン車が倒れて下敷きになるかもわかんねぇ、上から鉄筋が落っこってきて串刺しになるかもわかんねぇ。酒かっくらっていつも馬鹿っ話してるようなオイラだって、現場に出るときゃ覚悟してるぜ?工事現場でなくても、仕事してる奴は皆覚悟持ってなきゃいけないと思うなぁ。

でもな、清助……。
覚悟って、他人に求めるものじゃないよな?いくら、てめえが失敗したら腹切る覚悟をしてるからって、他人に押し付けるのは野暮天、だろ?野暮、ってゆうか、バカだな。
そりゃアンタの覚悟は『見上げたもんだよ屋根屋のふんどし!』ってな。
だけどよう、部下や社員にてめえの覚悟を押し付けてどうすんだい、って。ええ?

たとえば、親方のオイラが若い衆に対して『覚悟がなけりゃオイラに提案しちゃならねぇ』なんて、言うか?
仕事が捗る提案、うまいダンドリ方法、工費が安くなる方法……黙ってねぇで提案してくれやぁ~、教えてくれ、っつうの!

若い衆の立場になって考えてみな?若い衆からしたら、提案するたんび、覚悟を決めなきゃなんねぇとか、ダメ出しの反証考えなきゃなんねぇんだから、メンドクセ~やめとこ、ってなるわな。

でもまあ、この若き経営者が言いたいこともわかるんだよ。
この人が言ってる『覚悟のねぇ提案』『覚悟のねぇ要望』
たとえば、提案と称するする『代案のない批判』な?たとえば、給料あげろとかな?
それって、ただの怠け者、自己中のどうしようもねぇ甘ったれ、腑抜けのくされ野郎だ。そんなもん、覚悟もへったくれもねぇ。反証するレベルじゃねぇだろうが。
最初ッから覚悟なんてねぇんだから、そんな者にゃダメ出しする前に手が出ッちまうってぇの!

つまりだ、この若き経営者が求めているのは『鬼気迫る覚悟ある提案』なんだ。
覚悟がなきゃ提案するな!ってことだ。
それを徹底すれば、自己中なてめえの薄ぎたねぇ願望が混じった要望なんか出てこねぇ。
もし、この若き経営者が提案を受諾して、『ほな、やってみなはれや~』と言うときは、結果、失敗に終わっても提案者を責めない覚悟がある、ってことだよな。

松下はん自身、覚悟を決めてる人だから、『ほな、やってみなはれや~』って言えたのであって、これってほのぼのとしたもんじゃなく、とっても重い言葉なんだよなぁ。

けどな。
失敗するか成功するかなんて、やってみねぇとわかんねぇこともあるんだよ。
だから、親方としては若い衆から出てくる提案にゃ『あう、やってみな』って言うんだよ。

成功したらそれはそれでいいじゃねぇか。
でもな。失敗してもいいんだよ。失敗したら痛ぇ思いしてしっかりズッポリ学べるだろ?たしかに、失敗しないように転ばぬ先の杖(智慧)っつうの?失敗しないための教えなんかもあるよな。

件の若き経営者ってぇのは、反証できないものは『覚悟がない提案』と決めつけているようだから、提案にツッコミ入れてもしっかり反証が返ってきて、ツッコミどころがなくなったとき初めて受け入れる、ってぇわけだ。

だから、それって『失敗から学ぶ』っていう考えは微塵もないんだな。
それが彼の信念であって、裏を返せば……

失敗は許されない!ってことだ。

清助!さすが清助の洞察力はホントすごいね。

もし、(社長や上役が)自分が認めた提案が実行された後、自分の希望・願望・予想に反して失敗した場合、その失敗の責任を部下になすりつけることができるんだ。そう、部下に責任をとってもらうんだよ。
だって部下が覚悟を持って提案したんだからな。

そこでまた、あの言葉が登場するわけだ。

 

 

覚悟はよろしいかな?

 

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