
【斎藤一人さん】奇跡の法則(+天命のお話)
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今日は皆さんお待ちかね、奇跡のはなしをします。
奇跡なんていうのは、めったに起きないと思っている人がいっぱいいるんですけれど。
私は奇跡をいっぱい見てるし、いっぱい起こしてます。
私についてきた人は、もうみんな奇跡が起きる。
奇跡とは、かくも簡単な事であったか。
まず、奇跡の定義。
奇跡というのは……
めったに起きない。
ちょくちょく起きたのは奇跡じゃない。
全然起きないのも奇跡じゃない。
地上始まってから起きた事がない。
それは奇跡じゃない。
分かった?
そこで奇跡なんですよ。
中学校の成績が非常に悪かった私が、6年間日本一をとり続けられるというのは、滅多に起きないから、これを奇跡という。
どっかのマリア様が血の涙を流した。
それに、全員がこれは奇跡だ!
奇跡だ!って言ったのよ、キリスト教の人は。
ところが、ここにいるはなゑさんは、斎藤さんと知り合って私は成功して、億万長者になった。
これは、私にとってはキリストが鼻血をたらしたより、奇跡なんだ。
うちに来た時は、仕事って大丈夫かな?苦しい仕事ばっかりしかないんじゃないか?
それが今は、毎日楽しくてしょうがないのよ。
毎日苦しんでいた人が、毎日楽しくてしょうがない。
これが奇跡なの。
で、奇跡に気づいた人は奇跡が何度も起きるのよ。
わかる?
ツイてるなって思った人間は、奇跡が起きる。
あのね、アスファルトをつきやぶって雑草が芽を出す。
よく見る光景だと思うんだけど、アスファルトがめくれてんの。
そこに、芽が出てる。
見た事あるでしょ?
これを奇跡というの。
なぜ、奇跡が普通の人には起きないかと言うと、頭がいいから。
頭のいいやつには、奇跡が起きない。
みんな今まで成功しなかったのは、バカだからじゃない。
頭が良すぎた。
アスファルトより、雑草がたくましいって言うけど、ここにいるときはたくましくなかった、ほんとに弱い、ちっちゃい芽なの。
これを頭のいいやつは、頭で計算すると、何気圧で押したらば、ここが上がるだろって考えたら、これは、上がらないんだよ。
なぜかっていうと、そんなもの習ったが覚えないから。
そうすると、やる前から無理だと思う。
ただ、無限小の力、無限に小さい力が、無限大の時間をかけるんだよ。
すべての時間、持ってる時間、すべてをかけるの。
どんなに弱い力でも、
その草にとったら、最高の力なの。
最高の力を、最大の時間、無限小の時間なんだよ。
そんな時間って計れるんですか。
はかれないくらい弱い力で、ずぅーーっと、押すんだよ。
そうすると、奇跡が起きるんだよ。
だから、自分はうんと弱いんです。
弱くたっていいんだよ。
小さくったっていいんだよ。
ただ、その事を信じて、自分は、ツイてる!
ツイてるんだから、それを弱い力で、ずーーっと、今ある、今の仕事を一生懸命やる。
そうすると奇跡が起きて、あれがめくれあがっちゃう。
これが奇跡なの。
キレイじゃない人でも一所懸命やると化粧品が売れて、自分もキレイになっていく。
太っている人でも、一所懸命やると痩せてる人よりダイエット食品が売れる。
これが、奇跡なの。
奇跡ってのは連鎖するんですよ。
あ、オレはツイてるんだ。
って、ツキのことがわかる。
それから、今一所懸命やってることを、ちっちゃい力でいいんだ。
こんな力でじゃいきっこないよ、って。
あきらめる前に一所懸命押してみよう。
今、やってることを頑張ってみよう。
そしたら、自分の上に覆いかぶさってる……
今より私の頃は、学歴社会でいろんなしがらみがあってうるさかったの。
でも全部が突き抜けたの。
だから誰がやっても突き抜けるの。
それを一挙につきぬけようと思って……
たとえば、こう雑草が出てる。
これで突き抜けるんだと思って、雑草で、ぐーっとアスファルトほじくってみな。
いかぇねんだよ。
そうじゃねぇんだよ。
じわーっとやるんだよ。
じわーっと時間をかけて。
それを、ぐじゃぐじゃっとやったら、青汁になってジュースになっちゃうんだよ(笑)
ね、これやり方があるんすよ。
抜けると信じて、じわっていく。
なぜかって言うと、ツイてるから。
人は誰でもそれができるんだ。
なぜかっていったとき、人には実は天命というものがある。
一気に天命の話までしちゃいましょう。
天命とは
現世に生まれてくる前に約束してきたこと。
あっちの世界にいってたとき、こっちに出てくるときに、私はこういうことをしてきますと、約束してきたことがある。
これが天命なの。
で、それをやるっていう約束で出てきてっから、天から命をいただいてるから、天命というんです。
天の命、と書く。
で、それをやってれば、若々しいんだ。
天の命をいただいてっから一生懸命。
ところが、天命に従わねぇようなことばっかしやってるから、身体がどんどんどんどん萎れて元気なくなってきちゃう。
天命ってなんですか。
周りにいる人に愛情与えます。
しおれてる人だったら、元気だそうよって、明るく言ってあげる。
そういう約束で出て来てんのに、学校で弱いやつみたらいじめたりとか、カネ脅かしてとったりとか、そういうことしてきます、つって出てきたやつぁいないんだよ、一人も。
天命に反したようなことばっかししてたら、上手くいきっこないの。
うちの会社へ来て、辞めてかれる人がいるの。
半年ぐらい戻ってくっと、すっごいババアなっちゃって、ふけちゃうのいるの。
天命から外れてることしてんだな、って。
それが、もっと若々しくて素晴らしかったら、ああ、あれこそ天命なんだ。
全員がうちが天命だとは言わないっすよ。
だけど、どうやって愛情を表現するか。
で、奇跡ってたいしたことじゃないの。
自分に起きたことを、ああ、ホントに奇跡だよね、って。
こういう話聴けるって、すっごく幸せなんだ、あたしってツイてるよね。
これを奇跡と呼ばずになんと呼ぶんだ。
捉え方なの。
人間って、奇跡じゃないとも捉えられる。
これを奇跡とも捉えられる。
それから、ツイてると思えるか、ツイてねぇなと思うか、それが常に分かれ道なの。
山で道に迷った……
ツイてる。
なぜツイてるのか、俺にもわからない。
想像もつかないほど、ツイてる。
中学を卒業した直後に、トラックの運転手の助手をしてたとき、真冬の寒い日、重いコールタールを運んでいると雨が降ってきて、ずぶぬれになって風邪をひいて、腰まで痛くなった。
その時はどれぐらいツイてたかわかんなかった。
ところが、あんましあの時ヒドイめみちゃったもんだから、あれから最後、たいがいのことは何にも怖くなくなった。
たった一瞬のその出来事のお陰で、あとその後、なんの怖さもない。
あれ以上、ひどい目にあったことがないから。
人間っていうのは、神が与えたものでツイてないものなんかひとつもないの。
それ、ツイてないと思っちゃうの。
思っちゃいけないんです。
理解できないなら、理解できないほどツイてる!
簡単でしょ?
全てがシンプルなんです。
ツイてると思ってる人間には、ツイてることしか起きなくなってきちゃうの。
現実が変わってきちゃうんです。
それから、奇跡が起きると思ってるひとには、いろんなことで奇跡が起きだしてくるんです。
それもいいことばっかし。
ところが、ツイてないと思ってるやつには、もう、すっごいね、偶然が重なって奇跡が重なり、家に帰ると女房が逃げてて、次の日なったら会社がつぶれてたりね。
すごい、続くの。
うっかり歩いて車にはねられたり、こんなに続いていいのかってぐらい……
奇跡は、いいことでも悪いことでも、起きるの。
いい事を呼び込むか、悪いことを呼び込むか。
たった一つ。
それは、ツイてると思うかどうか。
お客がこない日でも、ツイてる。
名簿を整理しよう、そうじをしよう。
今日はそうことする日なんだ、忙しい人には出来ない。
これが私の、今日ツイてることなんだ。
ツイないなと思った人間は、もう何もしないんだよ。
ツイてないから。
ちっちゃい失敗繰り返すうちに、失敗したくないから何もしなくなる。
失敗は成功の元じゃなくって、失敗は大失敗のもと。
何にも挑戦しなくなって、人生がダメになって、人生がダメになったら大失敗なんだよ。
成功者は、失敗を失敗と思わないから、「これじゃダメだということがわかった」
失敗だと思ってない。
なにかあると、「これじゃダメだということがわかった」から、俺は頭がよくなったと思う。
成功者頭。
小手先のテクニックではない。
ツイてると思ってると、次々とアイデアがわいてくる。
ツイてないやつが商売始めると田地田畑、全部なくなっちゃうの。
友達まで失う。
「なんかあったら困っちゃう。何かあったら困っちゃう」っていうあんたの波動は、困ったことしか呼び込まないんですよ。
ツイてる人間のやってることじゃないの。
つかない人間が、努力して努力して努力して、知恵出す。
たいがい失敗するの。
稀に儲かっちゃうこともあるけど、そのカネがただなくなるんだじゃないの。
悪因を残して消えていく。
否定的考えで起こした行動で、肯定的結果は得られないの。
ツイてる人とは付き合ったほうがいい。
つかない人とは付き合わないほうがいいの。(※追伸の音声を参照してください)
ツイてない人がいたら、教えてあげればいいの。
ツイてる人間がいうんだから、奇跡が起きるの。
奇跡は何回でも起きるの。
じわーっと押すの。
彼のために真剣に話すの。
じわーっと、できることをやるの。
愛で話したことは必ず効くの。
お互い、ツイてるね、って言い合える仲間をつくるの。
奇跡の話