病気の話・潜在意識の話
今、お姉さんのところに来てます。
病気の話、潜在意識の話です。
あのね、人間の身体の中にね、元気という気がある。
で、元気が弱まってきちゃうと、弱い気、弱気になると病気になる
で、強い気が流れてい人は元気なの。
強い気が流れればいいんだっていう話なんだよね。
昔ね、病は気からっていうんだけど、俺も医者から何回も死んじゃうよって言われても死なないんだよ。なんで死なないんですかっていうと、強気になっちゃうと生き返っちゃうんだよ。
病は気からって話なの。
ただ一人さんがするんだから普通の話とちょっとだけ違うんだよね。
昔ね、胃潰瘍がめちゃくちゃ多かったの。すっごい胃潰瘍が、いっぱいいたの。
今はすっごい減ってるの。
胃潰瘍はどこ行ったんだ?って話なんだよね。
ところが、胃潰瘍がなんで減ったかっていうと、胃潰瘍は神経のせいだってが分かっちゃったの。
ストレスで胃潰瘍になるっていうことがわかったの。
胃潰瘍の代わりに腰痛が増えたの。腰痛の人がすごく多いんだよ。
腰は、レントゲンで撮ると、椎間板が飛び出してるとか、骨が歪になってるとか、原因があるんだよね。
原因があるから、ストレスじゃないと思うよね。
だけど、ちょっとだけおかしい話があんだよね。
骨に異常があるんだったら、今日は調子がいいんです、っておかしいんだよね。
骨ずーっと曲がってるよね。
今日は調子がいい、っておかしいよね。
そしたら、アメリカでデータを取って、痛くない人を調べたら、同じくらい曲がってるの、確率で。
てことは、腰が痛いのと骨の変形って、そんなに関係性がねぇんだってことがわかってきたの。
これはどういうことなんですかって言うと、骨が痛いんじゃないの。
勿論、骨を治すカルシウムやコラーゲンが要るよっていうのは当然なんだよ。
摂っても治んない人がいるんだよ。
治る人と治んない人がいるのは、これは何ですか?っていったとき、人間っていうのは、今思っている顕在意識、例えば、氷を水の中に入れると上の方に浮いて出てるのが顕在意識だとすっと、下の方には潜在意識っていうのがあるの。
例えば、子どもの時に親に起こられたとか、自分は悪くないのに人に何か言われたとかっていう、怒りがあるんだよ。
怒りというものを、出しちゃいけないように育てられてるから、抑えつけちゃうんだよ。
すると、抑えつけた怒りはどうなるんですかっていうと、時々出てくるんだよ地震みたく。
で、怒りが出てくると、脳はその怒りを抑えなきゃならなくなってくる。
そうすると、脳は痛みという形で出すということがわかってきたんだよ。
だから、脳はストレスから自分を守るために痛みを出すっていうことがわかってきたんだよ。
だからもし、腰が痛い時に、自分は腰はなんともないんだ、これは脳がやってるイタズラなんだって。
俺は脳がやっているって知ってるぞって。
お前いい加減にやめろよ、って言うと、だいたい良くなってくる。
早い人は1日か2日。
遅い人でもだいたい3カ月で治っちゃう。
ところが、脳は俺が3カ月って言ったのを聴いてるんだよ。
こいつは4ヶ月痛くすりゃあ、やめるなと思うんだよ。
で、腰の痛いのが治ってくると、こんど膝が痛くなるの。
脳はストレスを痛みによって発散しようとするんだよ。
だから、花粉が飛んでるって、花粉でヒドくなるんじゃないんだよ。
花粉でストレスをまぎらわすんだよ。
わかるかな。
だから、いろんなところに病気が出るって、だから、昔、「病は気から」って言ってたのが、だんだんだんだん証明されるようになってきたんだよ。
病は気からなるんじゃないんだよ、簡単に言うと、マイナス的思考が出てくると、脳はそれを紛らわせるために、アトピーを出したり、だからかーって痒くなってくるとか、子供の喘息にして出すんだよ。
だからよく、あのー、うちのぉ飲んで腰の痛いのが治っちったって人いるんだよ。
あれに腰の痛みが治る成分は何も入ってないんだよ。
じゃあ、なんで治っちゃうんですかって言うと、ストレスに強くなっちゃうんだよ。
わかるかな。
そうすっと、ストレスに弱いと、ストレスを紛らわせるために痛みを出すから、ストレスに強くなっちゃうと、痛みを出す必要がなくなっちゃう、っていうことなんだよ。
だから、自分がどこが悪くてもいいんだよ。
だから喘息なっちゃってる人、ちっちゃいとき小児喘息があってとかっていうと、親に怒られたりなんかすっとちゃんと出てくるんだよ。
だから、疲れちゃって明日仕事へ行きたくないなぁとか、学校行きたくないなぁっていうと、ちゃんと熱出てくるんだよ。
そういう仕組みがあるんだよ。
これは、実は、脳がやってるんだよ。
だから、病気を味方にしちゃうと、一生病気しちゃうんだよ。
その病気でストレスを紛らわそう……
わかるかな。
嫌なことがあると紛らわそう、という働きがあるんだよ。
俺たちは、主役は何ですかっていったとき、真我という魂なんだよ。
脳は道具なんだよ。
わかるかな。
ところが、この脳は怠け者なんだよ。
なにかっていうと病気を作ったりして怠けようとするんだよ。
だから、人間ていうのは、脳を道具として使いこなせるかどうか、この脳の仕組みを知っていないと、脳にやられちゃうんだよ。
病気作り出したり、だから病気作ってもいいけど、「お前いい加減にやめろよ」って。
「俺とっくに見抜いてっからな」って。
これをやらないと、脳はいうことを聞かないんだよ。
中には、手がしびれてとか、全然原因が無いんだよ。
原因が無くても手がしびれてとかいうんだよ。
そうすっと、脳は、ストレスが出てくると、自律神経で血管を絞めるんだよ。
その場所だけ血液が行かなくなるんだよ。
酸欠状態にして痛みを出すという簡単な仕組みなんだよ。
だから、腰で、腰わかってっからな、っていうと、こんど膝に逃げんだよ。
あっちこっち移動するんだよ。
で、どこへ逃げても逃がさないの。
天風さんが、強気になんなくちゃいけない、って、強気という気があるんだよ。
で、その気が弱気になるとストレスに負けるんだ。
で、ストレスが無きゃいいんですね、っていうけど、ストレスの無い世の中なんか無いんだよ。
あのね、潜水艦を海に沈めると、原子力潜水艦だってあんまり深く沈めちゃうとつぶれちゃうんだよ、アレ。圧があるんだよ。
どのくらいの圧に耐えられるかって、周り覆ってる鉄とかアルミによって違うんだよ。
ちっちゃい子で、やさしく、家でも優しく育てると、どうなるかっていうと、幼稚園に行くと圧が違うんだよ。
要するにストレスという圧がかかるんだよ。
その圧に負けちゃって幼稚園行けない子とか、幼稚園までは大丈夫だったけど、小学校には行けない子とか。
あとは、大学までは行けるんだよ。
大学生ってお客さんだからね、あれね。
金を払って行ってるんだから。
ところが、大学を卒業して社会人になると、「もっと仕事を取ってこい、このバカやろう、とか言われるわけよ。
体育会系は意外と強いんだよ。のべつまくなし怒られてっるから、圧に慣れちゃってんだよ。
ところが、普通優しく育った子は、そういうのが出来ないと、その圧に負けちゃうんだよ。
一番いいのは、自分が圧を上げればいいんだよ、ほんとは。
深海の中行くと、カニとかえびがいっぱいいるんだよ。
で、えびやなんかって、中、水みたいなんだよ。
ビニール袋に水入れて、海底沈めたら絶対つぶれないんだよ。
中の圧と、外の圧、同じだから。
要するにお互い水だから。
カニだってエビだってみな水みたいなんだよ。
だから圧、圧を上げなきゃならないんだよ。
わかるかな言ってる意味。
会社へ行っても、主任になったり、課長になったりすると、圧がかかってくるんだよ。
その圧に耐えるだけ人間って強くなっていかなきゃいけないんだよ。
出世するのには、三つのことが要るっていうんだよ。運と鈍と根、つうんだよね。
運はわかるよ、運が良くなきゃどうしようもないからな。
最後に根気が要るっつうのもわかるんだよ。鈍でなきゃいけないんだよ。
で、鈍ってなんですかって言うと、鈍感じゃなきゃダメだっていうの。
なんで鈍感が必要なんですかって言うと、鈍感じゃないと、ね。
例えば秀吉が天下をとるって言ったって、「突撃!」っつったただけで、人が二千人も死んだりするんだよね。
何かやるって言ったって、上に立てば立つほど、大変な状態が出てくるんだよ。
だからって、みんな飢え死にしてっから僕も御飯を食えないな、って言ってると殿様をやってられないんだよ。
秦の始皇帝じゃないけど、嫁が来ない人がいてどうしようとかって考えてないんだよ。
自分のとこだけに三千人位のいい女を集めるくらいの、神経じゃないと、王様ってやれないんだよ。
みんなと同じ神経でやってたら、神経おかしくなっちゃうんだよ。
上に行けば行くほど色んな重圧がかかるんだっていうことな。
それに耐えられないといけないんだよ。
無神経になれっていう話をしてるんじゃないんだよ。
人っていうのは、社長になれば社長としての重圧がかかるんだよ。
自分の立場立場を考えて、少しづつ鈍くなってかないと、もたないよ。
なぜ鈍でなきゃいけないかって、病気になって死んじゃうんだよ。
大成する前に病気になっちゃうよ。
ムチうちで二年も三年もおかしいです、っておかしいんだよ。
骨折ったって3ヶ月で治るんだよ。
ところが、ムチうちに逃げればいいんだよ、その人は。
ま~た具合が悪くてさぁ、っていうといいから、ストレスが来るとそこへ行くようになってんだよ。
目下の人と擦れ合い起こすとね、腰痛くなるの。
目上の人とアレするとね、親が嫌いとか上司イヤって、頭痛くなるの。
それも、原因がないんだよ。
要は、その思うものによって、血液のいかなくなる場所があるんだよ。
じゃ、それを研究しましょう、って、そんなのどうでもいいんだよ俺に言わせると。
要は、「やめろ」って命令すればいいんだよ。
潜在意識には前世の記憶が入ってる。
なんなんですか、っていってもわからないんだよ。
何がこのストレスの原因ですかというと、前世のことまで調べなきゃならないんだよ。
で、調べようが何しようが、やることは同じなんだ。
「やめろ」っていえばいいんだよ。
人間てね、顕在意識で生きているようだけど、膨大なる潜在意識がある。
これを変えちゃえばいいんだよ。
要するに、過去の記憶で姉さん考えが出てんだよ。
今の考えは過去の記憶からの、過去の経験の積み重ねで今があるんだよ。
出世できなくて金もてなくて女にもてないとかって、あるとするじゃん、
彼氏がいないとするよな。
いいか、そのときにな。
彼氏がいなかろうが、仕事が上手くいかなかろうが、潜在意識に「おかしい」っていれちゃえばいいんだよ。
おかしいんだ。
ね。
姉さんは、俺に比べ、全然カネもってないんだよ(笑)
いや、おかしんだよ。
だって、同じ血が流れてて、同じきょうだいなんだよな。
で、俺より先に生まれてんだから、俺よりカネもっててもいいんだよ。
それがないんだよ。
で、なぜなんですかっていったとき、ないことを不思議だと思わないんだよ。
わかるかな。
潜在意識って、変わっちゃうとトンでもないことが出来るんだよ。
私たちみたいに可愛いのに彼氏がいないのがおかしいと思っちゃえばいいの。
ところが、おかしいと思わないような人って、おかしいと思わないような人と付き合ってんだよ。
※「おかしい」と思うと、脳は変えようとする。
※同じ物売っていて、月5万円と500万円の人がいるとする。
月5万円の人が「私は絶対おかしいんだ」と思うと自分のおかしいところが見えて来て改善される余地があるが、そもそも月5万円の人は、月5万円レベルの人と付き合い、月5万円でもおかしいとは思わない。
思うと脳は勝手に思い出すんだよ。
昔俺ね、すごいこと言われたことあるんだよ。
テープあとでカットしてね。
うちの奥さんにね、二十幾つんときだよ、「あんた25か23で家もってないのはおかしいよね」っつうんだよ。
いや、俺おかしいと思わなかった。友達誰も持ってないから。
「あんたいい年して家の一軒も持ってないっておかしくない?」っていうんだよ。
で、うちの奥さん家って金持ちなんだよ。
ここが違うんだ!と思った(笑)
向こうは当然だと思ってるんだよね、こっちはないのが当然だと思ってんだよ。
うちの奥さんのお父さんに会ったら「斎藤君、若いときはね、年寄りの人とか、事業で成功してる社長たちいっぱいいるから、そういう人とお付き合いして、ハイハイつってお話聴かしていただいたら、若いときはお勘定だけ払ってればいいんです」っていうんだよ。
「パッて行ってお金だけ払いなさい」っていうんだよ。
カネがないとか思ってないんだよ。
カネがあるのが当然だと思ってる。
考えてることの、ここが、違うんだ。
俺はその時から、俺がおかしいんだと思った。
その人たちおかしなこと言ってるつったらダメなんだよ。
成功者が言ってることが正しいんだよ。
それから、じぃーっと見てたら、俺の方が「おかしい」んだよ。
そうすると、成功してる人と成功してない人間と見てると、違いがあるんだよ。
それを、正しい方向に持ってく方法が、「おかしい」んだと思っちゃえばいいんだよ。
すっと、潜在意識ってね、とんでもないもの。
『牽引の法則』ってのがあるんだよ。引っ張ってくるんだよ。
「私たちは小さいときからこんなに苦労してるんだから普通の人と同じ幸せじゃおかしいんだ!」
そう思わないと、今の現状が続くようなことが出てくんだよ(笑)
ところが、これ、「おかしい」ぞってなると、違うものを呼び寄せてくるんだよ。
で、この世の中で変えられるのは、自分だけなんだよ。
で、なぜ自分が変わらないんですかっつうと「おかしい」ぞっ……
はなゑちゃんがずーっと腰が悪かった。筋肉が足りねえんじゃないかとか……でも俺より運動してるしサプリも摂ってる。
健康食品は飲んでる、運動はしてる、けど腰がいたいってのは、「おかしい」んだよ。
絶対何かがおかしいんだ。
上手くいかないときは、自分が何か「おかしい」んだよ。
運動やった食べ物もいい、そのほかに何かがあるんだよ。
理屈どおりにやってもうまくいかないというのは、理屈が必ず間違ってる。
理論が正しいものは現実で絶対正しいんだよ。
現実に上手くいかないのは、必ず何か間違いがある。
で、ここんとこ、最大の間違いがわかった。
脳というのは、身体というのは、お姉さんを守るものにあると思ってたんだよ。
そしたら、脳は違うんだよ、自分を守るために痛みを出すっつうことがわかったんだよ。
だから、この道具を上手く使いこなさないとエライことになるんだよ。
その代わり、自分の能力とか潜在意識、自分の思いのままに使えるようになってくっと、とんでもないことが起きるんだよ。
要するに、脳は誤魔化して怠けようとするんだよ。
「おかしい」ってはじめりゃいいんだよ、「おかしい」って。
俺は十六ンときから商売してんだよ、その俺がカネ持ってないのは「おかしい」って。
確かにそうなんだよ。
だって、プロなんだもん。
相撲取りだってボクサーだってプロなんだよ。
プロがその辺でのされてたらおかしいじゃん。
それと同じで、あきんどの俺が、商売のプロが、サラリーマンボーナスもらえていいな、つったら「おかしい」んだよ。
で、「おかしい」んだって、自分で気が付かないと絶対に無理なんだよ。
うちの仕事やってる人に「あんたらお金持ってないのおかしいと思いな」って。
思わないと永久に持てないんだよ。
持てないような状態を持ってくるんだよ。
人間の身体ってのは、「空だ」っていう、「から」っていう意味なんだよ。
胃がここにあるって、わかっちゃうこと自体「おかしい」んだよ。
腰を意識するってのは、腰が痛いからなんだよ。
本当は健康な状態になってくっと、「カラ」なんだよ、だから重さすら感じないんだよ。
だから、カラの体が重いってえのは「おかしい」んだよ。
怠けようとしてるものがあるんだよ。
脳はなにかにつけて怠けようとするんだよ。
これを怠けさしちゃいけないんだよ。
で、おかしくないと思わせようとするんだよ。
周りにもそういう人置くとか、こんなもんでいいんじゃないのとか、人生あきらめちゃえみたいな。
がんばらないほうがいいようなことを言うんだよ。
ところが、そうではないんだよ。
がんばってる方が実は楽しいんだよ。
高校野球でもなんでも、頑張ってっから、応援が出るんだよ。
頑張んないと、応援なんかでないんだよ。
斎藤一人という人間も頑張るんだよ。
もくもくと、今だってタダだってこうやっしゃべってんだよな(笑)
俺教えたいんだよ。
だって、俺のお弟子さんは成功したんだもん。
脳と潜在意識を使うと起きる現状が違ってくるんだよ。
俺は『強運』なんだけど、強運とは自分の手が届くとこ、足の届くとこ以外のこと考えちゃいけないんだよ。
※松下幸之助 ⇒ 自転車やってたときは自転車で一番になろうとしただけ。
自分の手が届くところに、必ず出世の機会があるんだよ。
いっぺんに上に行こうとすっから転んじゃうんだよ。
そういうことは、絶対しちゃいけないんだよ。
自分の出来ることだけやるんだよ。
上に向かう正当な努力をしてると、誰でもいっちゃうんだよ。
姉さんも俺のいうとおりこうやってやったんだよ。
まるかん置きな、今度健康食品置きなって、好きな人が勝手に買ってくの。
そうすっと、もう1コ、姉さん上いっちゃうんだよ。
それをしばらくやってると、またなにかやるものが出てくる。
神様って、必ず1コ上になにか必ず出るんだよ。
だから、横の努力しちゃいけないだ、上に上がる努力すればいいんだよ。
どこでもそれはあるんだよ。
手がかり、足ががりになるものが必ず出てくるの。
で、手がかり、足ががりになるものをやってけばいいから、難しくなんかないんだよ。
これを、いきなりそこに行きたいんですなんていうから無茶がある。
飛行機だって、プロペラくっつけて、やっと飛ばしたのがだんだんだんだん進化して来て、今んなってんだよ。
いきなり今の飛行機ができたわけじゃないんだよ。
だから、俺たちも一コずつやっていけばいいんだよ。
その一コづつやるときの、手がかり、足ががり。
これが、自分が「おかしい」と思わないと、出て来もしないし、出てきても登りもしないんだよ。
で、これでいいと思いなさいって思わされてっけど、これで、いいくはないんだよ。
人間っつうのは、進歩向上するものなの。
で、神様に俺たちはもっと素敵になって天国に帰るって約束のもとに俺たち出てきたの。
だから、もっと素敵になならなきゃだめなの。
もっと優しくて、もっとお金持ちで、もっと笑顔がよくて……
いっぺんに行くんじゃないんだよ、少しづつ少しづつのぼってけばいいんだよ。
で、その登ってくときに、脳を自分の味方にするか、これを敵に回すかで全然違うの。
脳って、時々叱ってやんないとダメなの。
お姉さんも足が悪いんだよ。
お姉さんは、(足の悪い原因を)こういう理由でっていうけど、そうじゃないんだよ。
旦那がワガママだったんだよ、それのストレス我慢したから、ヒザにいったの(笑)
ホントだよ。
だって、旦那いなくなって、俺のいうとおりにするようになって、年とともによくなって、おかしいよね(笑)
※歩けないのが歩けるようになった。
今の潜在意識の話って、わかりづかいかもしんないけど、人間って過去の記憶なんだよ。
松下幸之助は親父の代まで大金持ちだったんだよ。
だから、貧乏に生きようがないんだよ。
お前も松下家を興すんだって言われて育ってんだよ。
ところが、貧乏がずーっと続いちゃうと、貧乏に勢いがついちゃうんだよ(笑)
急に曲がれねぇんだよ。
だって会話が、うちはお金がないからダメなんだとか、二言目にはそうなんだよ。
※松下幸之助曰く、自分が偉くなったのは3つの理由しか考えられない。
1:学校に行ってないこと
2:病気だったこと
3:家が貧乏だったこと
これが俺を偉くしたとしか思えないって言うんだよ。
自分が学校行ってないから一所懸命本読んで勉強した。
家が貧しいから金持ちになろうとした。
体が弱いから人を育てなきゃいけないと思った。
だから、これしか考えられないっていうんだよね。
※普通の人は、3つの理由でダメだとおもう。
世界の偉人伝なんかみると、みんな大概貧乏人なんだよ(笑)
家がお金持ちで、さらになりましたとかって出てこないよ。
貧乏というハンディが多いということは、神がハンディをくれるくらい自分はすごいんだ。
だから、脳と心に「働け」って言えばいいんだよ。
俺の講演ってね、日本中で聴きたがってる。
その講演をここでタダで聴けるって、得なんだよみんな。
だから、俺の話を聴いて成功しないなんて、「おかしい」(笑)
で、今日得したじゃない。
俺は直接ひとりさんから聞いたのに、これを活かせられないのは「おかしい」んだ、って言えば活かす機会が必ず出てくるんだよ。
それを、「あ~得した得した」だけで終わっちゃうんだよ。
だけど、せっかく聴いたこの話を自分は活かせないのは「おかしい」んだってなったとき、聴きたがるやつも出てくんだよ。
牽引の法則って、脳は引きずってくるんだよ。そういう状態を。
学校行ってないからダメなんだ、って言ったら脳は楽なんだよ。
ところが、16のときから社会へ出てて、仕事が上手くいかねえのは「おかしい」っていうと、おかしいんじゃしょうがねぇな、やるかってことになるんだよ。
だから大学行ってるやつは、大学まで行ってておかしいってやればいい。
周りを見て似たり寄ったりのやつをみてまあいいか、っていうからおかしいんだよ。
1万円を作りだすのも、100万円を作り出すのも、脳にとっては同じ労力なんだよ。
この地球っつうのはとんでもない星なんだよ。
アフリカとかブラジルのジャングルで、落ちて腐っていく果物だけでも地球が養える。
それぐらい豊かな星なの。
この地球はね、土の蔵つって、地蔵さまってあんだろ?
俺たちがここに生まれると同時に、石油からね、石炭から 原子力発電のウラニウムまで、ほじくりがえすと出てくるようになってんだよ。
俺たち、土の蔵の上に住んでるんだよ。
地上には太陽が降り注いでるんだよ。
この星もすごいけど、俺たちの脳と心はものすごいんだよ。
使い方、間違ってんだよ。
宗教批判するわけじゃないけど、くだらねぇ神様なんか拝んでるひまがあったら、自分の中にいる神様を使ったほうがいいよ。
で、ひとり残らずそれが入ってんの。
とんでもないものがあるんだよ。
一人さんとよその人ってどこが違うんですかって、俺はそのことを、知ってたんだよ。
俺が言ってる中学出だから得なんだっていう、その得なんだっていう考えが成功した。
その考えのどこが成功したの?何が成功したの?
自分の脳と心に言って聞かしてんだよ。
そうすると得な現象を呼び起こすんだよ。
※大学行ってないから人からバカにされると思っている人は、脳と心に言い聞かせているから、バカにするやつが目の前に必ず現れる。
高校出のやつは、「高校出は最高です」って言っててみな。
誰に言うんですかって、自分に言い聞かせんの。
自分の脳と心に言い聞かせるの。
腰が痛い、頭が痛い、レントゲン撮るとなんでもないのに頭痛いって、目上の人誰か嫌ってんの。
で、くだらないことはやめるの。
何か間違いがあるんだよ。自分の中に。
で、「おかしい」
「おかしい」んだよ。
で、俺も困難にぶちあたったとき、必ず「おかしい」って言うの。
こんだけね、世のため人のため熱弁ふるってて、苦しいわけがないんだよ。
絶対何か間違いがあるんだよ。
俺の中に間違いがある。
今までは、こういう潜在意識の話とか難しいこと言わないで、「こう思いな」って肯定文で話してたんだよ。
もうそこじゃ行き詰っちゃった。
今度、種明かし教えるから。
俺は中学出で、得だ得だっつってんのなぜかっていうと、自分に言い聞かせるんだよ。
三ヶ月も言ってると、潜在意識っていっぱいなっちゃうんだよ。
言霊つって、強気、強気、強気、強気、強気、って言ってるとホント強気になってくるんだよ。
ひまにまかせて三ヶ月もやってれば、全然人間って強気になってくるんだよ。
弱気の人間って、なんかやって自信つけようとするんだよ。
何も出来ないからピアノやったり英語やったり、いろんなことするんだよ。
で、それで強気なれますかって、英語やったらもっとうまいやつがいて、さらに弱気になるんだよ。
弱気なやつはなにやっても弱気なんだよ。
強気になりたかったら、強気、強気、つってりゃいいんだよ。
自分の人生が上手くいかなかったら、世の中が悪いとかあいつが悪い、じゃないんだよ。
自分がおかしいってことだよ。
なにかおかしい。
わかるか?
いまこう、ニキビ出るだろ?
気になるだろ?な?
実はそれ潜在意識がやってる。
何かでぶつぶつだして神経をそっちにいかせるんだよ。
「おかしい」って言えばいいの。
こんなの絶対「おかしい」って。
顔というのは、人に一番接するところなんだよ。
誰かに不平不満を持つんだよ。
と、ぷつぷつが出る。
ふくれるから、ふくれが出る。
自分の考えを直したんだから、もうこういうのはおかしいんだよ。
ところが、脳は、 ストレスからそれで逃れられると思うとそのことがなくなってもやり続けるんだよ。
見抜かないとダメだよ。
すべてが、こころの中にある魂が俺たちの幸せなの。
身体も、心も、脳も、全部それに従わなきゃいけないの。
指導者が間違ってんだよ。
脳ってのはそういうものなんだよ。
あのな。
親がこうで、兄弟がこうで、身内がこうで、だから自分がこうなんだ、じゃないんだよ。
だからわたしは、幸せになんなきゃいけないんだ、って自分に言い聞かせればいい。
じゃなかったら損だろ。
苦労した上に、不幸が待ってちゃたまんないだろ?
だからそういうのはいけないの。
ひとりさん理論では通らない。
だけど、不幸になる人がほとんどなんだよ。
それは、親がこうで、家がカネがないくて、だからこうで、こうで、って納得させるんだよ。
すと、不幸がやってくるんだよ。
家が貧乏なんだったら、貧乏は親の代で充分だから、私はイヤなんだって、言えばいいんだよ。
おかしいんだって。
なんで、三代も四代も貧乏してなきゃなんないだ。
それから、病気が続くのもおかしいの。
同じ息吸って、同じようなもん喰ってて、なんで俺だけ病気しなきゃなんないんだ。
おかしい。
いつも、おかしい、おかしいつってると、 おかしいことが見えてくる。
人間てのはな、幸せになるため生まれてきたんだ。
幸せになること徹底的に考える。
心も道具、頭も道具、身体も道具。
この全てを使って人は幸せになるの。
だから、病気だからって、不幸になっちゃだめなの。
俺は入院しても、ずーっと本書いたり仕事してんだよ。
たまに入院して収入増えちゃうんだよ、仕事して(笑)
ともかく、俺はね、参ったしないの。
参った、つったとき負けだから。
病気でも喧嘩でも、参らないって言ったほうが勝ちだから(笑)
参らないよ、俺はこれぐらいじゃ参らないよ、って。
潜在的無意識っていうものがある。
この無意識なんだけど、人間ていうのは、みんなが知っちゃったものは過去に戻れない。
だから、三陸のほうがどんなに破壊されようがなにしようが、一旦水洗便所いっちゃったやつは絶対作るんだよ。
ウォッシュレットでおしりシャーってクセがついたやつは、やるんだよ(笑)
どんなに破壊されたってやるんだよ。
一旦車を知っちゃった人間は、どんなことしても車作るんだよ。
だから、瓦礫になろうがなにしようが、絶対復興しちゃうんだよ。
何が復興するか、脳が復興しちゃうんだよ。
この前神様に、この地震から俺たち何を学ぶべきなんですかって聞いたら、『感謝』だって。
そしたら、ほんとにね。
水が出るのがあたりまえ、食事があるのが当たり前、俺たちはほんとに感謝のない生活してたの。
地球をほじくり返せばいろんなものが出てくるように、俺たちの脳と心、この潜在意識をほじくり返すと何でも出てくるんだよ。
俺のお弟子さんじゃなくても出来るんだよ。
この世は全員が幸せになることできる。
豊かな考えなっちゃえば豊かになれる。
豊かな考え方って、中学しか出てないからっていうから貧乏くさいんだよ。
早く社会に出たから、ってモノの考え方なんだよ。
どっちにとるかなの。
病気してんだって、寝てられんだから、本でも読んでればいんだよ。得したと思えばいい。
俺ちっちゃい時から病気してんだよ、薬が効かない、治んねぇんだよ。
漢方薬やっても治んねぇんだよ。
あきらめるわけいかないから、食事療法してた。
そしたら「まるかん」ができちゃった。
だから俺にとっちゃハンディでも何でもないんだよ。
神がくれたハンディのおかげで俺日本一の金持ちなっちゃった。
わかるかい。
ポーカーでもなんでも、配られた手に文句いってるやつで勝てるやついないの。
この手で勝つ、これで努力するように、なってるの。
で、この手で結構つった人間が強気なの。
※手相見のジジイから「あなたは一生カネ持てない」と言われた。
俺、その時言ったの、「俺、この手で充分」
手相ってしわだよ、どんなしわだろうが構わない。
神がこれをくれたの。
この手で幸せなの。
これじゃなれない、って、あんただったらなれないんだよ(笑)
この手じゃ無理ですね、って自分がそう思ってるんだろ?って。
俺はこれで充分だと思ってるんだよ。
だいたい、人に不利なこと言われて信じちゃうほうがおかしいんだよ。
こっちはそんなこと信じないよ。
俺は俺で出世するの。
俺の、手相だろうが人相よりも、中にある脳とか心の方が上なんだよ。
これを使えばいいんだよ。
あんたシワしか見えないだろって。
俺の心の中は見えないだろうって。
そこが違うんだよ。
いい話じゃないか(笑)
楽しいほうへ、楽(らく)なほうへ行くと苦労が待ってる……
仕事も本来楽しいんだよ。
楽しくやったほうが絶対上手くいくように出来てんだよ。
頑張るんじゃない、楽しくやるの。
頑張るとは、「顔が晴れる」って書くように、晴れ晴れとしたような顔でやるの。
平均が50点だとするじゃん、20点じゃおかしいよって言って、自分の望みを50にすると50までしかいかないんだ。
それを、どうせ脳に命令するんだったら「若いときに私たちはこんなに苦労してて普通の人と同じじゃヤダ、冗談じゃないよ」って言うと、そうなんだと思ってそうするんだよ。
哲学とは思考なんだよ。
哲学っていろいろ考えるんだよ。
考えるとき、ずーっと考えてると思ってんだよ。
そうじゃない。
対話してるんだ。
「この世の中ってどうやっていっちゃうんだろうな、バブルはじけてダメだよな……」
そんなことないよ、考えるんだよ、対話なんだよ。
自分の中にもううひとりのやつがいるんだよ。
こいつと会話してんだよ。
で、こいつはね、なるだけね、さぼろうとするんだよ。
なんかうまいこと言ってやらせないようにするんだよ。
で、こいつをやっつけちゃいえばいいんだよ。
こころの中に怠けもんがいるんだよ。
これが、いろんな条件でしめしめつって、いろいろやるんだよ。
こいつ、封じこめちゃえばいい。
すると絶対あとが上手くいくんだよ。
だから敵なんて外にいないんだよ。
俺はよその会社見に行ったことがない、勉強したこともない、一回もないよ。
よきライバルなんて、関係ない。
怠けもんが自分の中にいるんだよ。
こいつ、やっつけちゃえばいいんだ。
そいつとの戦いなんだよ。
これが、レジャーなんだよ。
ニュース見ようが何しようが諦めさせるようなことばっかり言うの。
こっちはそうはいかねぇんだ、って。
これを、ちょっとづづから始めればいいの。
いきなり俺みたく納税日本一なんてなれないんだよ。
みっちゃんが俺んとこ来たときはノイローゼで、仕事ができなかったのが、それがアルバイトが出来るようになって、とか。
一コ一コしかいかないんだよ。
人が富士山の上から手ぇ振ってたからって、富士山の上まで絶対いかないんだよ。
自分がいるところから足出すしかないんだよね。
上に行くほうが楽なんだよ。
野球なんかでエラーしてドンマイドンマイじゃないんだよ、勝たなきゃダメなんだよ。
会社行ってね、仕事はやりがいですか出世ですか?
やりがいです。
それ、違うの。
出世しないとやりがいが出ないように出来てんだよ。
1コ上に出世しようと思えばいいんだよ。
こんなちっちゃい会社の主任になってもしょうがないとかつっちゃあいけないんだよ。
松下幸之助は自転車屋で頑張ったんだよ、だから上にいけたんだよ。
だからずーっと出世の道って、つながってんだよ。
それを、ここでどうのこうのっていっちゃいけないんだよ。
今の一コ上の努力しかしちゃいけないの。
今の一コ上でいいの。
1コ上の努力してると、意外と楽にいける。
そうすっと、その次の、その次のってやってくる。
いっぺんに二本足だしちゃいけないよ、転ぶから(笑)
チャンスがないんです、手がかりがないんですってのは、それはおかしいと思ってないと。
おかしいと思ったら、必ず手がかりくれるの。
※松下幸之助は、自分の中に億万長者の血が流れていると思い込んでいた。
欲は神様がつけてくれたの。
女の人っていうのは、いい男とくっついた時にはキレイになるようになってるの。
男はね、女房やなんかをキレイにさしてあげようと思えばいい。
男は女のために頑張る。
※男は女が好きだけど、女は男が好きというより、自分がきれいになりたい。
俺はいい女手に入れたいだ、とかじゃないとダメなの。
ともかくね、単純なものでないとすぐダメになっちゃうだ。
俺、立派なこと言ったやつで成功したやつ見たことない。
もっと単純なの。
「俺はついてきた女に、みんな幸せにしてやりたいんだ」
夢は小さく、努力は大きく。
なんの為がんばってんですか、女房キレイにするため。
でかいこと言ってるやつ、出世したりしない。
男の夢はいい女を連れて歩く。
女の夢は自分がきれいになること。
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はい、追伸で~す。
最後の方に、男の人ってのはね、キレイな女性手に入れるために頑張るんだよ、とかいう話があるし、女性はきれいになることに頑張るんだよって言ってるんですけど、これどういうことですかっていうと、実は脳は『三層構造』になってるんです。
一番下にトカゲ脳、爬虫類脳ってのがあって、その上にたとえばサルの脳とか人間の脳があって、こう『三層構造』になってるんだけど。
一番下にある爬虫類脳っていうのが、本能司ってる。
たとえば、おいしいもの食べたいとかね、いい女手に入れたいとか、女性だったらキレイになりたいとかって、本能があるんですよ。
本能の部分を動かさないと、実は脳は動かないんです。
だから、本能が強いと、英雄は色を好み、豪傑は酒を好むっていうけど、両方ともね、いい女が欲しいとか旨いものが欲しいというのは本能なんです。
最近、女性が事業家になんかすっと、本能がすごい強いから、キレイなもんだとかいいもんだとか、やたらこう、無尽蔵に欲しがるんですよ。
これを敵に回して、そんなことはバカバカしいからよしなさいというよりも、そういうものなんだから、頑張ればご褒美あげるよ、つった方が実は脳が動きやすいんです。
で、一番下の方が、一番なまけようとするんです。
要するに本能以外では動こうとしないんです、だから動いたら脳が働いたらご褒美もあげるよ、って言わないと脳は円滑に動かないような仕組みになってるです。
脳を動きやすい状態で動かしてやらなければ脳は動かないよ、って言いたいんです。
だから頑張ればこうなるぞって脳に言い聞かして、人間脳を動かしていかないと、爬虫類脳が怠けようとするんです。
爬虫類脳とも共にやってかなきゃいけない、だから脳の中で不調和を起こさないような持ってきかたをするのが一番脳が動かしやすいよ、っていうことなんですよね。
そのことで私は何回も何回も言ってるんで、ああそうか、ってわかればやりやすいと思うんだよね。
以上で~す(了)
※舛岡はなゑ著『斎藤一人 奇跡連発百戦百勝』(KKロングセラーズ)付属CDより