無能唱元

【無能唱元・伝法講義録 016】オーラの五層性

更新日:

人体をとり巻くオーラの五層性

①テルモ体【熱気体】
②エーテル【磁気体】
③アストラル体【霊体】
④メンタル体【識体】
⑤コーザル体【因体】

そしてこの五層は次のような二つのグループに分けられます。
①と②は、より肉体的、または物質的であり、③と④と⑤は、より精神的であり、この二つのグループに前者が「陰」であり、後者は「陽」となります。

①②の陰のグループは、理性的であり、③④⑤の陽のグループは、情熱的です。
そして、通常は、この陰のグループの力は強く、陽のグルーブを中に閉じ込めていて、外にそれを発散させないように押さえているのです。
ところが、何かの理由で、この陰のグループの力が弱まると、陽のグループの波動が外部に向って一斉に発散し始めるのです。

では、どうした時に、この陰のグループの力が弱まるというと、
①頭などを強く打った時
②体力が甚だしく衰えた時
③精神的苦痛が永びいた時
などのマイナス的条件下の外に
①眠っている時
②呆然としている時
③瞑想している時
などのように、脳波の波形がゆるやかなものになった時、この陰の力が弱まるのです。このような場合
①夢
②幻影または幻聴
③テレパシー
などの念力が発生してきますが、これは要するに、霊体が肉体外部へ離脱して、より自由な波動的活動を開始したことを意味するのです。

この現象を説明するために、次のような比喩を用いてみましょう。
人間の肉体の中に張りめぐらされた神経線に、電気的エネルギーが流れ、それが知覚などの伝達をしていることは、今日ではよく知られたことです。
そこで今ここに一本の銅線があると仮定して、ここに電気を通じさせたとしましょう。すると、まず、銅線内に、電流が流れます。これを、一応、「流体」と呼ぶことにいたしましょう。
この流体は、銅線内の抵抗に会い、そこにごく僅かな「熱エネルギー」を生じさせます。これは、ごく細い銅線に、過電流といって、強い電気を通すか、ニクロム線などのように抵抗度の大きい材質を使えば、すぐ解ることですが、その線は大きな熱量を発揮するのです。
そして、この線の周囲は熱気を帯びるのですが、これがすなわち、①のテルモ体(熱気体)なのです。

次に、線内の流体は、電磁力というものを、線の周囲に派生させます。
これは、コイルといって、銅線をラセン状にぐるぐる卷くと、その磁力は倍増します。そして、その線の周囲には、磁界というものが生じ、例えば、その磁界の中へ入った鉄片などは、そこに吸いつけられるのです。
これが、つまり、②のエーテル体(磁気体)です。

銅線を空中に張りめぐらして、そこに強い電気を流すと、そこからは電波が発生し、空間へそれが発射されて行きます。
それは流体より発した、より軽い、より自由なものです。そして、それは、エーテル体、テルモ体よりは、はるかに高い周波数を有した波動なのです。
この空間に波及する波動が、すなわち、③アストラル体(霊体)、④メンタル体(識体)、⑤コーザル体(因体)の一群です。

この三つの役目は簡単に説明すると
③アストラル体は、主として感情面を司り
④メンタル体は思考面を司ります。
そして、この二者の結合により生起された「念」は、⑤のコーザル体により、現実化されるのです。多分、ここでみなさんは、ハッと思い当られるでしょうが、これは、アラヤ識のメカニズムとなっているのです。

寄しくも、西洋の神秘学はここで、東洋の仏教哲学と等しい概念としてダブってくるのであります。コーザルというのは、コーズ(原因)から出た形容詩的な言葉で、「因を生じさせる」つまり、あらゆる因縁生起を司る根元体であるといえましょう。これはすなわち、唯識学で説く「アラヤ識」に他ならないものです。

さて、このように銅線と電気の関係で説明しましたように、人間の肉体の内を走る神経線についても全く同じように考えられるのです。この線内を流れる神経エネルギーは、このような電気的活動と等しい現象を発生させるのです。
そして、肉体の周囲には、①と②による「磁界」が張りめぐらされ、その外へ、③④⑤の「波動」は出て行こうとしたがっているのであります。

磁界は陰であり、これを当会では、時として「幽体」(または幽気体)と呼び、そして波動は陽であり、これを「霊体」(または霊気体)と前者と区別して呼ぶこともあります。
すなわち、「幽」はそこに、まとわりつき滞留したがる性質を持つのに対して、「霊」はとかく浮遊したがる自由の性質を有しているのです。

[出典:唯心円成会伝法講義]

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-無能唱元

Copyright© 青樹謙慈 , 2022 All Rights Reserved.