無能唱元

【無能唱元・伝法講義録 043】人助けの限界性

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富の保有力

身守術の第一の要諦は、現代文明社会におけるそれは「富の保有力」によって示されるのは、まぎれもない事実であります。
身を守るためには、財力が必要とされるのです。この場合の最低基準というものは非常に漠然としておりますが、それにしても、家族に家や衣食を提供し、安定してそれを支給するには、ある程度の富はどうしても必要になってきます。

自分で自分の身を守れない者は、非常にしばしば、その悩みを周囲の人々に伝染させるものです。
それは、ことはお金だけではなく、さまざまな愚痴となり、ある時は援助を求めて、周囲の人々にその悩みをもたらして行くのです。
そして、その悩みは、お金の援助を求めることが非常に多いものです。
この時、大切なことは「自分の安全の最低基準を越える場合、人を助けてはならない」という点です。これは簡単にいうならば、自分に資力がないのに、人にお金を援助してはならない、ということです。

例えば、保証人になったり、他からお金を借りて人を助けるような場合、よくよく考えて、自分の経済力、つまり富の保有力の限界においてそれがなされなければなりません。
こんな場合、特に注意しなければならないのは、自分の周囲にいる勝者たちの信用を失墜してはならない、という点です。

人を助けるには自分の力で

この場合、他人の好意に甘え、それが世のため、人のためになるのだというヒロイズムで、お金を借りたりすると、その勝者たちに迷感をかけたり、また友情をそこなったりすることが、非常に多いものです。
人を助けるには、自分の保有せる地上の力の範囲までで行なう、ということは、身守術の内で、最も大切なことであります。

[出典:唯心円成会伝法講義]

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