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【無能唱元・伝法講義録 052】シンプルライフ

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シンプルライフの勧め

以上のように一宗一派に片寄らないような配慮を忘れないようにしつつも、しかしやはり、当会は人間はシンプルライフを指向することによって、充実した人生を自分のものとすることが出来ると考えているのであります。
単純で淡白さを基盤とする生活条件の上にこそ、人間は喜びの人生を過ごして行けるのであり、その上に、時折りのぜい沢や浪費を固辞せざる余裕もまた必要なのです。

では具体的に、このシンプルライフはどうしたらよいかというと、まず次にあげる五点の実行が考えられます。

①菜食、②水、③運動、④空気、⑤日光、
シンプルライフという面から考えれば、この①の菜食もせいぜい一汁三菜までとし、あまり贅はこらすべきではないでしょう。
それに、単純なもの、淡白な味は、数多い献立では、その味を殺しあってしまうことも考えられます。
②の水を飲むという点は、よくいう健康法のように水をがぶ飲みせよというわけではありません。しかし、水はその役目として、大地の物質を溶解して全身に運び、また体内の老廃物を体外に捨て去るための溶剤として、重要なものであり、それは身体にとって、常に充分に補給されていなければならぬものなのです。この点について、ともすれば世の多くの人はあまり水を重要視していないように思えます。

温度の高い火熱工場などで働く工員たちも、作業中ときどき水を飲むが、これも熟練工ほどその飲み方を心得ており、飲み方を見ただけでどれくらいの古参か見当がつくとさえいわれる。新参者は一気にガブ飲みし、ときには空気まで飲みこんでゲップを出すことも少なくないのに対し、経験者は少量ずつ味わいながら飲むそうである。

このことは、特殊なスポーツや労働に従事する場合にかぎることではない。すべての人が、それぞれふさわしい水の飲み方を工夫する必要があると私は思う。現に私は、もはや不治とあきらめていたの胃腸を、水を噛んで食べるようにゆっくりと飲むことによって、ついにこれを根治した一サラリーマンの実例を知っている。

私たちの身体はエネルギー源として新鮮な栄養を摂取するいっぽう、物質代謝によって生じた老廃物をすみやかに排出しなければならない。その運搬(摂取)、排出の仕事を黙々とつづけているのがリンパと血液であり、このリンパと血液の主成分が水なのである。
平生、規則正しく水を飲むことが体調をととのえ、人間にとって基本的な活力の源泉になるというのも、以上のような根拠によるものである。

のどがかわいたとき、まず一杯の水を飲もう。
甘いものがほしいとき、代わりにまず一杯の水を飲もう。
辛いものがほしいとき、代わりにまず一杯の水を飲もう。
おいしいものを食べたいとき、代わりにまず一杯の水を飲もう。
口がさみしくなったとき、まず一杯の水を飲もう。
煙草を吸いたいとき、まず一杯の水を飲もう。
心に不満をおぼえたら、まず一杯の水を飲もう。

[出典:「水を飲む健康法」川畑愛義著(講談社オレンジパックス刊)]

[出典:唯心円成会伝法講義]

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