無能唱元

【無能唱元・伝法講義録 063】霊流・霊気・霊波

更新日:

霊流と霊気と霊波

肉体内にくまなく張りめぐらされた交通網は二種あり、その一は血管であり、その二は神経ラインです。
血管内を通るものは「水溶液」であり、神経ライン内を通るものは「電気的エネルギー」です。
この電気的エネルギーを、当会では特に「霊流」と名づけているのですが、しかしそれは、霊そのものの流れを意味しているものではありません。
大地の物質が水に溶かされて、血管内をめぐって行くように、天からの気(陽気)が、電気的エネルギーになって、神経ラインの中を流れるのであります。
大地の物質と同じように、気も振動波の非常に高い物質であるというのが当会の考え方です。すなわち、物質も気も同様に色(しき)<物体>であり、と同時に両者とも空(くう)<振動体>である、と見ている般若心経の見方です。

この時の、単なる物としての気に力を生じさせるのが「霊力」なのです。この霊の力が加わって、はじめてそれは「霊流」となり、神経ラインの中をめぐって行くのであります。これは、血管内の水溶液が、心臓ポンプその他によって動かされているのと同じであり、これも「霊力」がそれらに加わり、それらに働きを生じさせたのです。
つまり、陽気に霊力が加わって「霊流」となり、陰気に霊力が加わって「血流」となると考えるのであります。
ここで、みなさんは出来たら、「オーラの五層性」を発生させている霊気の流れ、つまり「霊流」について、もう一度学習しなおして欲しいと思います。

神経内を流れる霊気は、その神経ラインの周辺に一種の磁界を発生させます。
さらに、この霊気は、波動となって外界に飛び出しても行きます。すなわち、前者は霊の磁界であり、後者は霊の電波です。

誰れもが知っているように、血管が毛細血管となって身体中に行き渡っていますが、これと同じに神経も全身に張りめぐらされております。
そして、この神経の中を流れている電気的エネルギーは、電気の三つの場合と同様の力を起こすと考えられるのです。すなわち、それはまず「流れ」で、知覚や痛覚を脳に伝えたり、また脳からの命令を伝えたりします。

次は、電磁界に相当するものが、網の目のようになった神経から発揮され、それが体表における時、「人体霊気」となるのです。
そして、また強力な電気的エネルギーは、波動となって空間へも放射され、各人の心と心を結びつけ、時には超能力的な働きさえするのであります。

これはつまり「霊的波動」です。以上、神経における三つの働きをまとめると
①神経エネルギーの流れ
②人体霊気(略して霊気)
③霊的動(略して霊波)
となるわけです。
一般的にいって、神経の鋭敏なところは、神経線が寄り集っており、その部分は、霊気および霊波の発揮される度合いが強力なのです。それはつまり、指先さがそうであり、ここは、腹や尻よりも霊力の発揮力が高いのが解るのであります。

ここで特に問題にしたいのは、②と③の「霊気」と「霊波」についてです。
当会では特別の呼称として、霊気を「幽体」と呼び、霊波を「霊体」と呼んで、この二者を区別しております。

人体を霊気はすっぽりとっております。そしてこの気は、表に対しては「陰」(マイナス)の力であり、これに対しては「陽」(プラス)の力を示すのであります。
陽力は通常、陰力に包み込まれ、外へはあまり放出されないのです。ただ、体内に陽力が充満し、その余剰が出る時、その力は体表を包んでいる力を破って、外部に放出されるのです。

霊波(陽)が霊気(陰)を破って、外へ出るには、二つのケースが考えられます。
まずそのは、前述しました呼吸法です。これは要するに「吸気断息」の法でありまして、古くから、ヨガの苦行法、また中国の古仙道でいう「調気の術」がこれに当り、息を肺一杯に吸い、それを長く止めておく方法です。

これは空気中の陽気を大量に体内に取り込み、体内に陽力を充満させ、その余剰陽力が霊波となって、霊気のカバーを破り、外部にほとばしるのです。
以上で判るとおり、この方法は強圧的な方式で、陽力を陰力に上らせることにより、電波を外に発射し得るのです。

もう一方法は、陰力を弱めるのです。
これは、瞑想や睡眠時に脳波がベータ波(活動時における細かい形)から、アルファ波(休息時におけるゆるやかな波形)になった時、体表を覆っている陰力が弱まることから生ずるのです。
力が弱まると、体内の陽力は自由性を得て、体外に放射されて行きます。つまり、霊波が外へ向って波及されて行くのです。

ここでまた重要なことが一つ出てきました。よく注意して読んでください。
それは、この場合の波には
「想念の波動がともなう」ことが圧倒的に多い、という点です。
「考える」というこの現象も、結局のところ意識の運動であり、その運動によって生じた波動は、この霊波にともなって、あるいは霊波自身となって、身体の内外に漂遊を始めるのであります。

[出典:唯心円成会伝法講義]

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-無能唱元

Copyright© 青樹謙慈 , 2022 All Rights Reserved.