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旧統一教会元信者の衝撃告白手記(3)統一教会の借金問題【転載自由】

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統一教会の借金問題まとめ

・宗教法人である統一教会は文鮮明教祖に献金をするため、一斉通達で信者から献金を募ろうと思ったものの、あまりの膨大な献金要求であるため、ノルマを達成できそうになかった。

・そこで考え付いたのが「借金しても献金せよ」という緊急事態宣言だった。

・自発的にサラ金・マチ金に行って借りた金をそのまま献金した者は、自分で自分のつくった借金を返すのはあたりまえなので、納得している。

:しかし、非常事態だ!大変だ!「教会が返済の肩代わりをしますからサラ金でもなんでも借りられる人は借りてください」と呼びかけられて、献金をするための現金はないが、教会を信じて、教会のためになるのならとサラ金やクイックローン、土地担保ローンを組んで献金した人は多い。
→この場合、債権者はサラ金や金融会社であり、債務者は信者(同時に教会に属する信者と金銭借用証書を交わす)

:また、本来献金にはならないが、献金の実績にするからと騙られ、ありったけのいまある現金を教会に貸した人も多くいる。
→この場合の債権者は信者であり、債務者は教会の信者。

:上記のAタイプにもBタイプにも属さない者は、いわゆる霊能者を装った教師などからトークをされて、多額の現金を一年間預かりお清めするということで借用書を交わす。もちろんそのトーカーも経済部の責任者も債務者として署名捺印することはない。
→この場合の債権者は信者レベルではなく、ビデオセンターで学んだ程度。
債務者は教会の信者であるがその債権者にとって全く面識のない者である。

さて、問題となるのは次のようなことです。

・はじめから信者債務を肩代わりするなどと思ってもいなかったこと。

・そのために、教育や法話と称してなんとか自分で借金を返す方向に持っていくようにしていたこと。

・教会で肩代わりするから、と言っているわりにはいざとなった場合、教会とは全く関係ないように装うため、法的証拠を残していないこと。

・Cタイプの者は厳密には信者ではないが、トークをする直前に必ず「文鮮明氏はメシヤである」と無理矢理押し付ける講義、またはビデオを見せ、納得した者だけにクロージングをかけるようにしていたこと。
つまり、なにか問題があっても「文鮮明氏をメシヤとして受け入れていた信者であった」という既成事実を事前につくっておけば内部問題で済まされる。裁判でも教会側がよく使う手である。すなわち「あなたは、その当時信じて献金をしていましたよね。ここに献納式で笑顔で喜んでいる写真もあります。主を証したときの感想文もあ りますよ……」と。

実に蛇のように狡猾で巧妙なカラクりなのです。

「統一教会の借金を返す原資は、かわいそうな信者だけですからね」


メルマガ読者からコメントいただきました。

まさに、そのとおりなのです。

教会の裏の組織では、確かに信者から借りた金は返していますので、全てにおいてとぼけているわけではありません。

以前教会内で叫ばれていた「救国献金」なるものは、この穴埋めをするためのものでした。
でも、焼け石に水なのです。このような実態を知らない信者さんにとっては、どこの世界のことかと無関心かもしれませんが、教会がなくなったら家土地すべてなくなってしまう人たちがたくさんいるのです。

第一に返済を優先すべきはこういう人たちです。でもそんな金はどこからもひねり出すことができません。実際、競売にかけられた人はたくさんいます。

以前でしたら、サラ金カードは、会計がすべて預かっていて月末になるとカードを持って駆けずりまわっていました。返すならまだしも、一旦返し、また残りの枠から引き出していたのですから減るはずがありません。

500枚近くのカードを預かっているのに、管理も杜撰なため漏れているのがあるとサラ金から電話がかかってきます。当然本人が「返してくださいよー、おねがいしますよー、夫に内緒なんですからー」と泣き付かれてはじめて気づきます。
管理が杜撰なのか返す気がないのか、また同じ事を繰り返します。
そのような目にあった人は自発的にカードを引き取りにきます。
50万円枠を目一杯のままで……

こんな状況ですから、サラ金カードについては泣く泣く引き取りにくる人が多いのです。それにしても年利40%近くのサラ金を50万も借りていたら、誰でも泣きたくなります。

現金を数百万単位で貸している人は、先に延ばされたりなんとか献金するよう説得されたりします。これも茶話会とか温泉懇親会とかを催したりして心情的な負債感を与えて「金を返せー」とは言いにくい雰囲気を作るように仕向けます。

"ケアー婦人"という、高額借入れ者が「やっぱやめた」と言わないようにするため専属の婦人が人事発令で決められます。
教会では、無条件に尽くしたりしません。
目的を持って尽くしているのです。(正確には尽くしているポーズ)

「借金ナシに離れられた個人は統一教会に対して精神的損害時間的損失だけですが負債のババをひいた個人は具体的損害ですね」

おっしゃるとおりです。ババを引いた人は殆ど離れています。当然です。
それでもなお、統一教会が正しいことをしていると思っている人がいるかもしれません。そういう人はそのことが幸福なのでしょうから、私には干渉する権利がありません。
でも、そういう人はぼくの書いたようなことを、落ちた食口が怨みつらみでかいている「デッチあげ」と思い込んでいる人だけでしょう。

「統一教会を離れて恨むなどと言う次元でなく裁判闘争という次元でもなく……」

そのとおりです。
この借金問題は、"信仰の問題"などではなく"現実の問題"なのです。
ぼくは、信者さんの信仰生活を否定したり干渉したりするつもりもありません。
問題にしているのは、ぼくが(不覚にも)関わった団体の内部でこのような非道い実態があったことなのです。

以下、1999年 9月16日付の新聞記事です。

【統一教会側が被害全額支払い和解=霊感商法訴訟-福岡地裁】
「先祖のたたりがある」などと言って印鑑や多宝塔などを売りつける
「霊感商法」で損害を受けたとして、九州・沖縄8県の38人が世界基督教統一神霊協会(統一教会)と関連企業を相手取り損害賠償を求めていた訴訟は16日、福岡地裁(古賀寛裁判長)で原告36人について和解が成立した。統一教会の関連企業ハッピーワールドが総額約3400万円の和解金を支払うとの内容で、原告側の実質全面勝訴となった。
[時事通信社 1999年 9月16日 15:04]
※残り2人は「判決で統一協会の責任を追及したい」として和解を拒否し12月16日に判決が言い渡されます。

霊感商法をめぐる集団訴訟は各地で起こされてきましたが霊感商法の中核であるハッピーワールド社が組織として支払いに応じたのは初めてのことです。
ハッピーワールドが自分達の非を認めたことは、ぼくは評価したい。
これからもさらに非を認めていってほしいものだ。
蕩減するために。

あとは親方教会が如何に蕩減していくのかを見つめ続けていきたい。

★旧統一教会元信者の衝撃告白手記:一覧

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