※お弟子さんたちに語られた
★★ 元祖『0%の話』 ★★は、こちらでお聴きになれます
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ひとりさんがおっしゃる、『0%』の意味が、よりよく理解できると思いますよ♪
「0パーセント」の話です。
さっきも天命の話をしましたが、
天命にのっとって仕事をしていると、楽しくてしょうがない。
たとえば、ここに時計があるとします。
私はこの時計に惚れ込んだ。
そうすると、この時計の話がしたくてしかたがない。
1個も売れなくていいから、とにかく自分が惚れ込んだ時計の話を聞いてもらいたいと。
それで、ずっとこの時計の話をしていると、奇跡が起きるんです。
100人に話すと、100人が買ってくれる。
買わなかった人がいても、その人は友だちを連れて帰ってくる。
つまり、200パーセント買ってくれるんです。
ところが、相手の顔色を見ながら、
『これ、この人買うかなあ、買わないかなあ』
って思いながらやっていると、奇跡が起きないんです。
なぜかというと……
テニスをやるとします。
私とあなたがテニスをやります。
そうするとあなたは、結果が気になってしょうがない。
しょっちゅうスコアボードを見てる。
私は球を見る。
だから勝つのは私なんです。
結果をあまり気にしちゃダメなんです。
人に教えてたくてしょうがない、ぐらいに惚れ込めば、ものは売れるんです。
そこまで惚れていない商品を人に勧めるのは『悪』なんです。
もっと自信のあるものを探せばいいんです。
自信のあるものがないなら商人なんかやらないんです。
この商品が本当いいものだと思うから、一所懸命その良さを話すことができるんです。
そうしたら買ってくれなくてもかまわないんです。
言いたいんだから。
言いたいことってたくさんあるでしょう?
それを一所懸命に言えばいいんです。
お弟子さんが私から教わったことは
『この人に、全てのよきことがなだれのごとく起きます』これを言うんだよ。
歩いている人でも、何でも、出会った人、みんなに言うんです。
人の幸せを願うようになると、心が豊かになるんです。
心が豊かになると、人相も変わってくるんです。
そうすると起きる現象が変わります。
自分の心が貧しいのに、豊かになりたいといっても、できないんです。
もしそんなことが現実に起こったとしたら、その持った金が悪因を残して、それを頭金にして土地を買って膨大な借金ができるとか、強盗が入ってきて金を取られたうえに命を取られるとか……いいことはないんです。
だから、まず心を豊かにしなければだめなんです。
人にいいことがあった時に「よかったね」と言える訓練がいるんです。
人に良いことがあったら、「よかったね」と言えばいいんです。
私の本にも書いてあるけれど、「あいつは親に家を建ててもらって、あいつの実力じゃないんだよ」って。
でも、実力がないのに家を持てたから「よかったね」なんです。
実力があるなら自分で建てているんだからね。
ほめる気がないと、ほめられないんです。
いつも、どうやったら人をほめられるかな、って言いながら探しているのは、けっこう大変なもんです。
悪口なんていうのはいくらでもある。
人のアラは30でも40でも見つけられるんです。
でも、人のアラなんか、いくつも、いくつも見つけたって、人から嫌われるだけです。
友だちを失います。
やめてください。
とくに商人は、そういうことをしてはいけないんです。
人間は人のアラを探すほど立派な人はいなんです。
週刊誌には悪口がたくさん書いてあるじゃないですか。
こんなに悪口を書かれている人でも、私よりはまともなんです。
私の言いたいことわかりますか?
私の日常生活って、文句を言われている人よりも、そうとう悪いなと思うことがたくさんあるんです。
週刊誌って、どうだっていいこと、些細なことをゴチャゴチャ書くんです。
人のアラ探しても心は豊かになれません。
人は良いところを見つけるほうが大変なんです。
でも、大変なことだから、今世はそれに挑戦してみたい。
アラ探しは前世でずっとやってて名人になっちゃったから、新しい現世で、新しいことに挑戦しようよ。
「いくらあの人が立派なことを言っていてもね、あの人の親戚には泥棒がいるのよ……」
って、親戚のアラまで探してくる人がいる。
当人にアラが見つからないと、はるか遠い過去まで行って探す、達人みたいな人がいるんです。
それは前世でやってきたからいいじゃないですか。
それは、卒業しましょう、ね?
もう、そろそろやめましょう。
って、いうことです。
0%の話をしました。
(了)