ユダヤの智慧:タルムードの教え【格言・金言・名言】

叡智

■人が生きている限り奪うことができないものがある。それは知識である。

■あなたが知識を増やさないことは、実は知識を減らしていることだ。一日勉強しないと取り戻すのに二日かかる。

■恥ずかしがる人は良い生徒になれない。人は貪欲に学ばなければならない。

■出会った全ての人から学べる者が、この世の中で一番賢い。

■先人の教えから多くを学ぶべきだが、背中に大量の本を積んだロバになってはならない。

■知恵の有るものが間違える時は、恐ろしいほど根本的に間違える。

■善悪の区別だけではまだ賢者とは言えない。二つの悪の中から小さい方の悪を選ぶことが出来る者が本当の賢者だ。

■愚かな者は自分の知っている事を話す。賢いものは自分が何を話しているのかを知っている。

■自分より賢いものに負ける方が、自分より愚かなものに勝つよりも得だ。

■正しい者は自分の欲望をコントロールするが、正しくない者は欲望にコントロールされる。

■豊かな人というのは、自分が持っているものだけで満足できる人である。

■ヤギには前から近づかない。馬には後ろから近づかない。愚か者にはどの角度からも近づくな。

■何も打つ手がないとき、ひとつだけ打つ手がある。それは勇気を持つこと。

■失敗を恐れる方が、失敗を犯すよりも悪い。

■自分の力でどうにもならないことについては心配するな。

■知性はお金で買うことはできない。

■金を無くしても何も失わない。しかし誇りを無くせば多くを失う。そして勇気を無くせばすべてを失う。

■利害関係ができたとき初めて友人かどうかがわかる。

■他人の善意で生きるよりは、貧しいままでいる方がいい。

■他人の前で恥じる人と、自分の前で恥じる人では大きな開きがある。

■甕を見るな。中に入っているものを見よ。

■楽観が最も強い鎧となる。

■一本の蝋燭で多くの蝋燭の火をつけても、初めの蝋燭の光は弱まらない。

■相手の立場に立たないで人を判断するな。

■賢い人間の前に座る人には三つのタイプが居る。言われた事を何でも信じてしまう人。右の耳から左の耳に抜けて何も残らない人。賢い人の言葉から『大切なもの』と『そうでないもの』を選別する人。

■対立を恐れるな。進歩は対立から生まれる。自分の見解に賛成しない者も大切にしなければならない。

■人を傷つけるモノが三つある。悩み、いさかい、空の財布だ。その内、空の財布が最も人を傷つける。

■柔軟な木は折れないが、硬直した木は折れる。

■粉屋が煙突掃除屋と喧嘩をすると。粉屋は黒くなり、煙突掃除屋は白くなる。

■かゆいところをかく事と、困ったときに金を借りる事は、一時しのぎに過ぎない。

■三つのモノは隠す事が出来ない。恋、咳、貧しさ。

■金は道具である。道具に支配される者はいない。だから道具はできるだけ多く持っていた方がいい。

■貴方の親友が、貴方にとって蜂蜜のように甘くても、全部なめてしまってはいけない。

■友が怒っている時に、なだめようとするな。悲しんでいる時に、慰めるな。

■嫉妬は千の目を持っているが、一つも正しく見えない。

■富は要塞であり、貧苦は廃虚である。

■出逢った人全てから、何かを学ぶ事が出来る人が世界中で一番賢い。

■無恥と自負は兄弟である。

■ゴシップは必ず三人の人間を殺す。言い触らす人。反対せずに聞く人。話題になっている人。

■お世辞は猫の様に人をなめるが、やがてひっかかれる。

■人間は、他人のささやかな皮膚病は気にしても、自分の重病は目にはいらない。

■嘘つきに与えられた最大の罰は、彼が真実を語った時も、人が信じないことだ。

■人間は、20年かかって覚えたことを、2年で忘れることができる。

■要領のいい人間は、賢い人間だったら絶対におちいらないような困難な状況を、うまく切る抜ける人のことである。

■ある人は若くして老い、ある人は老いても若い。

■金がありすぎると人間は獣のように警戒心が強くなるが、金がまったくないとなりふり構わない本当の獣になる。

■人にお金を恵むときは、全員に配った方が良い。もらった人が恵んでもらったという惨めな気持ちにならないで済むからだ。

■数えられるものに幸せは宿らない。今日あなたは、自分の穀物倉庫を見て、穀物の量を数えようとした。その瞬間にあなたは神から見放される。

■知恵を手に入れるためには、対価を払わななければならない。対価なしで、賢明さは身につかない。何かを失わなければ何も得られない。

■舌の先に幸せがある。黙っていては幸せは逃げていく。

■最も良い教師とは、最も多くの失敗談を語れる教師である。

■人間には6つの役に立つものがある。そのうち3つは自分ではコントロールできないが、残りの3つは自分の力で制御できる。前者が目、耳、鼻で、後者が口、手、足である。

■どんなに裕福な金持ちであっても、助け合いの心を持たない人間は、豪華な料理にしようがないのと同じである。

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